「なりたい職業がないんだもん」
「だったら、とりあえず就職しないさいよ」
「とりあえずなんて嫌だよ」
スーパーでマイバッグに詰めていると母娘らしき親子の会話が聞こえてきました。
私は、20代の頃、なりたい職業がありませんでした。
30代過ぎた頃からは「なりたい職業」ではなく、「やりたい事」で生きてきました。
つまり、「旅」を念頭に仕事を選び始めたのです。
少々、やけくそ気味だったのかもしれません。
レンタカーの乗り捨て回収(車を届けた支店で次の行先がわかるミステリーツアーのようでした)、
子どもショーの全国ツアー、旅行ライター、地域おこし企画など
「旅」に関わる仕事は何でもやってきました。
いつしか旅行作家という肩書をいただいていますが、
今も職種はバラバラでいくつもの仕事を兼務しています。
ただ、どれも、「旅」の経験が生き、逆に、その仕事から「旅」の目線が変わりました。
現在、世の中にある職業が10年後、どれくらい残っているでしょうか。
将来、3つくらい別の仕事をしていることが普通の世の中になっている可能性も大きいですよね。
そう考えたら、「職業」に縛られなくてもいいのかもしれません……
と長くなったので、次回に続きます。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/>
2021/01/30| TAGS: lifestyle
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