筋肉量を増やすには筋肉に負荷を与える運動が必須と考えがちですが、実はちくわやカニカマなどの練り物の材料にも使われる「スケソウダラの速筋タンパク」を摂ることも1つの方法。最近実施された臨床試験によると、「速筋タンパク4.5gを毎日3か月間食べ続けるだけで、特別な運動をしなくても筋肉量が増える」ことが明らかになっています。
▲ <試験概要>対象:21~22歳女性20名、摂取期間:10週間、試験期間:2019年9月~12月、試験食品:スケソウダラ速筋タンパク4.5g配合ソーセージタイプのかまぼこ、測定項目:体組成、安静時代謝量等、実施:龍谷大学(研究責任者:鈴木公教授)
この臨床試験では21~22歳の女性(20名)を対象に“スケソウダラ”の速筋タンパク4.5g配合したソーセージタイプのかまぼこを毎日食べてもらい、筋肉量と基礎代謝量を測定。試験食を食べる以外、特別な運動はしていませんでしたが、10週で筋肉量が180gアップ、基礎代謝量が80kcal(ウォーキングなら20分、ジョギングなら8分程度の消費カロリー)アップという結果に。なお、1日に速筋タンパク4.5gを摂るには、ちくわなら2本、たらカツ(白身魚フライ)なら1枚、カニカマなら60gが目安となります。
|“速筋”を増やす「春キャベツ×ちくわ」の簡単レシピ
食べるだけで速筋が増え、基礎代謝が上がる「スケソウダラの速筋タンパク」。そんな“スケソウダラ”を原材料にした「ちくわ」と旬の「春キャベツ」を使った簡単レシピがこちらです。なお、「速筋タンパクは毎日4.5g継続して摂ることが大事」なので、毎日飽きずに続けられるように和・洋・中のバリエーションを考えたレシピとなっています。
《和風》ちくわの手もみキャベツ生姜風味
|材料|2人分
ちくわ 4本、キャベツ 200g、しょうが 20g、塩 小さじ1/3、ごま 小さじ2
|作り方|
(1)ちくわを斜めスライス、キャベツを短冊切り、生姜を千切りにする
(2)ボールにキャベツを入れ全体に塩をまぶした後、ちくわ、生姜を入れてざっくりまぜ10分ほど置く
(3)ゴマを入れ全体に少し押すように揉み、少ししんなりしたら出来上がり
※いただくときにお好みで醤油を少しかけてもOK
《中華風》ちくわのキャベツ巻き甘酢がけ
2021/03/10| TAGS: lifestyle
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