島の南西部に位置する「ニャティヤ洞」も伊江島の自然を楽しめるスポット。と、同時に神聖な場所とされているパワースポットでもあります。
「ニャティヤ洞」の入口は少し階段を下ったところにありますが、その階段からの眺めもとても美しい海が広がっているので、その海を横目に入り口まで歩いていきましょう。
洞窟ではあるものの、明かりがないと歩けないというほど暗い空間ではありません。もちろん天井が低くなっている部分もあるので、頭上を注意する必要はありますが、広い空間ですし、穴が空いていて向こう側にも出られる形となっているので、外からの光もしっかり入ってきています(昼過ぎ以降は部分的に暗くなってくるので、足元などに注意は必要)。
ここは子宝のご利益があるともされている場所で、洞窟内部には“ビジル石”という石が置かれています。
“ビジル石”を持ち上げると子供を授かることができるそうで、さらにその石を持ち上げた時に重いと感じるか軽いと感じるかで生まれる子供の性別までわかってしまうと言い伝えられている不思議な石。どういったメカニズムかはわかりませんが、昔からそれがめっぽう当たるらしいのです(戦時はこの場所が防空壕として島の人の命を守る場所だったことも何か関係しているのかもしれません)。訪問の際はぜひ注目してみてください。
さらに、洞窟の奥に空いた隙間は海側の岩場につながっているため、外側からこの洞窟を見ることもできます。
周辺の海水はとても美しく透明度抜群。海岸沿いの足場は苔むしたようになっていて、変わった景色を味わえます。
今では観光スポットとして人気のある「ニャティヤ洞」。ですが、昔から島の人の聖地とされていた場所というのは理解した上で観光してくださいね。
|ご当地食材「伊江島牛」も注目
2021/04/18| TAGS: lifestyle
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