群馬の名湯【草津温泉】。その魅力はお風呂だけではありません。食べ歩きが楽しい温泉街。美味しい蕎麦屋さんやカフェ。温泉が湧き出る草津のランドマーク「湯畑」。とりわけおススメが、夜の湯畑と西の河原公園のライトアップです。ダイナミックで神秘的なふたつの夜景スポットは見応え十分。夜デートにピッタリと言えるでしょう。

 

 

 

 ｜夜の散歩が楽しい草津温泉のライトアップ

 

草津温泉最大の人気スポット「湯畑」。大量に湧き出た温泉が、湯けむりを巻き上げ流れる様は、まさに大自然の驚異です。そんな湯畑は、高温の温泉が湧く池「お汲み上げの湯」、温泉を流して冷ます７本の「湯樋（ゆどい）」、冷ました温泉が滝つぼに落下する「湯滝」の３つのゾーンからなっています。

 

▲草津温泉のランドマーク、湯客でにぎわう「湯畑」

 

そんな湯畑のライトアップが始まったのは2016年12月。高輪ゲートウェイ駅などのライトアップを手掛けた照明デザイナー面出薫氏が手がけています。

 

▲湯畑のライトアップは、毎日夕暮れどきから23時まで

 

▲寒い時期には湯けむりが立ち昇り、幻想的な雰囲気。照らす光も紫や青など、色が徐々に変わります

 

▲湯畑広場に立つお好み焼き屋さん「湯楽亭 源泉閣」

 

「湯楽亭 源泉閣」は大正ロマンを思わせるガラス張りの建物。その横の階段を上ると、湯泉観音や湯浴み弁財天など、温泉にまつわるお寺「光泉寺」があります。

 

▲有料の温浴施設「御座の湯」。湯畑広場に立つ立派な木造の建物です

 

▲御座の湯の前にあるのが「白旗源泉」の湯畑。草津町では温泉の湧く湯だまりを“湯畑”と呼びます

 

草津６源泉のひとつ「白旗源泉（しらはたげんせん）」は湯畑から湧く「湯畑源泉」とは泉質が異なるそう。源頼朝が鷹狩のおりに発見したと伝えられ、源平合戦の源氏の旗印が白だったことにその名は由来します。

 

 

 

｜立ち昇る湯気がダイナミックな湯畑のライトアップ