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【思考をキレイにする旅の仕方(267)】旅先の銭湯もいいものです

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近年は大浴場のあるビジネスホテルも増え、

 

コロナ禍では浴場の混み具合を部屋のテレビで確認することができるホテルも出てきました。

 

それはそれとして、私の場合、出張の荷物にボディタオルとタオルを入れておき、

 

ホテル周囲に銭湯があれば散歩がてら出掛けるようにしています。

 

 

銭湯は「一般公衆浴場」の範囲で金額が決められ、

 

これは都道府県ごとに定められ、「その他の公衆浴場」のスーパー銭湯に比べれば安いことも魅力。

 

ちなみに佐賀県は280円で日本一安く、逆に神奈川県は490円で一番高い。

 

 

私は脱衣所や湯船に浸かりながら、近所の方々の入浴時の会話に聞き耳を立てることが楽しみでした。

 

現在はコロナ禍で「黙浴(黙って入浴すること)」が常識になりつつありますが、

 

その土地に住む人たちが身体を洗う様子を湯船から眺めているだけでも

 

地域の空気感に馴染むような気がするんですよね。

 

先日、長野県の下諏訪町に滞在していたのですが、

 

こちらは散歩がてら朝風呂を楽しむ銭湯がいくつかあるなど、まだまだ銭湯の楽しみ方は奥深い。

 

 

このところ若者の間で静かなムーブメントも起きているようで、

 

銭湯でコンサートやヨガ教室などイベントを開くだけではなく、

 

若者自らが銭湯を買い取り、経営される事例も出てくるなど、

 

日本の文化「銭湯」が新たに発展しそうな気配があり、楽しみです。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/


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