コロナの影響を受けてから、出社するのは月に4~8日くらいとなりました。それ以外の日はほぼ、自宅か周辺のカフェで仕事をしており、いつもの家、いつもの自宅周辺の道、よく会う近所の人たち…という感じ。リモートワークでも働けることはとてもありがたいと思いつつ、先日久しぶりに出社した日、「出勤って、実はとても大切なインプットの時間でもあったのかも」と思いました。
・最寄り駅まで徒歩や自転車で行くこと
・会社まで電車で立って移動すること
・周囲を歩く人たちにぶつからないよう(相手を不快にさせないよう)気遣って歩くこと
・周囲の人たちの服装や髪型を見て、季節を感じること
これらは一見、自分にとって特段必要のないことのようにも思えます。でも、あえて頭の中にそのまま入れて一度散らかしてみること、そして、そこから仕事のちょっとしたヒントを得たり、取捨選択したりする頭の動きが、わたしにとっては、とても大切な刺激になっているようです。先日でいえば、
「あの服の組み合わせは素敵だなぁ」
「あの人が歩きながら見ていたアプリが気になるな」
「春のコートはこの色が流行っているのかな」
「あの人が使っているリュック、シンプルで使いやすそう」
などですが、これも外に出なかったら得ることのない立派な新しい情報。そして情報を得たときに自分が何を感じたか気づくのが、素直に楽しいと思いました。
|外に出るための身支度も大切
また、ほぼ自宅から出ることのないリモートワークの日と違い、会社やカフェに行くときは、よりていねいに身支度を整えます。そのための時間やエネルギーをかけることは、もしかしたら「もったいない」と思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが、私にとってはこのエネルギーが必要な作業を定期的にすることも、とても大事だと思いました。心の中の重い腰を「よっこらしょ」と上げるような感覚です。
少し緊張感をもって生活することは大変だし、ずっと自宅で過ごす日よりは疲れます。でも、感染対策をしっかりした上で必要な「移動」をすることは、わたしにとってはとてもいい「オン」のスイッチを入れてくれるきっかけになっていると感じています。
<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>
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2021/05/30| TAGS: lifestyle
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