「腸腰筋」は背骨から大腿骨についている筋肉で、腰をS字状にキープしたり、立ち姿勢をまっすぐにキープしたりする時に大切な筋肉。また、股関節を曲げる働き、骨盤を立たせる働きがあるため、緊張状態になってしまうことで姿勢の悪化や骨盤の前傾など、お腹ぽっこりや下半身のたるみに直結してしまいます。ぜひこのストレッチ法を習慣化して、緊張状態から解放してあげましょう。また、以前紹介した【腸腰筋ストレッチ(1)】と合わせて行うと、さらに効果的です。
(1)体育座りをして、両脚を同方向に倒す
(2)体の後ろに両手をついてお尻を上げる
(3)体の外側に出ている脚側の腕を天井方向にまっすぐ挙げ、腕を一直線に伸ばした状態のまま15秒間キープする
ゆっくり腰を落として続けて反対側も同様に行って1セット。“1日あたり3セットを目安”に実践します。なお、期待する効果をきちんと得るためには「とにかく腰の伸びを感じること」がポイント。ただし、腰を伸ばすことへの意識が強すぎると腰が反った状態になってしまうと腰を痛めてしまう可能性があるので注意が必要です。実践する際は下写真のように「腰が自然なカーブを描いていること」、「腕を天井方向にまっすぐ伸ばすこと」の2つに意識を向けましょう。
▲腰を反らさずに意識を上に向かせるためにも、目線は伸ばした腕の指先に!
前屈み気味がクセ付いている姿勢を後ろにグッと伸ばすことで、縮こまっているお腹や腰周りが伸びてとても気持ちも良くなるストレッチ法です。ぜひ習慣化して、痩せ見えする体をつくっていきましょうね。<ストレッチ監修:上田夕子(Dr.ストレッチ トレーナー)>
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2021/05/22| TAGS: beauty
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