わたしは定期的に、捨てることを目的とはせずにモノの置き場所の見直しをしています。
「今まで〇〇を入れていた収納に、これを入れてみよう」
「今までここに置いていたけど、案外ここに置いてみたらいいかも」
というように、モノを出したり入れたりして試してみるのが楽しいです。たとえると、組織改編のときに
「この部署にこの人を置いたらどうだろう」とか、「この人にはこの役割をしてもらったらどうだろう」などと人の配置を考えてみるようなイメージです。
実際には職場でそのような立場になったことはありませんが、家でならそれが思う存分できる! 収納家具やそれぞれのモノたちを、自分や家族のために働いてくれている「スタッフ」だと考えてみると楽しいです。
もちろん、試してはみたけどうまくいかない場合もありますが、会社の人事異動と違って、モノの配置はまたすぐに元に戻せばいいだけ。モノが増えたり散らかることがないのもメリットです。先日、友人宅に勉強机(小5男子が使う)が増えていたので、その配置場所を提案させてもらいました。
<勉強机にしっかり働いてもらうために配置場所を変える>
机は最初、寝室に置かれていました。でも、その寝室は、
・寝室にはぬいぐるみがいっぱいで、どう見てもリラックス空間である
・リビングから少し離れているので、親の目が届きにくい
この状態だと、せっかくの勉強机が役割を果たせそうにありません…。 そのため、思い切ってリビングへ移動して、リビングの角に勉強スペースを確保しました。
・教科書や本などをまとめて配置することで「勉強や宿題をするのはここ」と決められる
・リビングなので、家事などをしながら様子がわかる
帰ってきた小5男子にも、かなり喜んでもらえました! 彼が好きな星新一さんの本をまとめてきれいに並べたのもポイントです(絵本や寝る前に読みたい本は、寝室に置きました)。見た目を「それらしく」作ることって、子どものやる気を引き出したり気持ちを上げたりするために大事だったりしますよね。
家具やモノの配置場所を、「どこに置くのが一番これが生かせるだろう、使いやすいだろう」という目線で変えてみることで、より快適になったり、家事が楽になったりするのでおすすめですよ。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>
1 2
2021/06/13| TAGS: lifestyle
コラム
人事異動
仕事
整理整頓
片づけ
きれいのニュース | beauty news tokyo