ダイエットの正攻法は「きちんと食べて痩せる」こと。そんな中、アメリカで人気を集めているのが“食べて脂肪燃焼を促進する”という「Radical Metabolism」というダイエット法です。それでは、このダイエット法を推奨するアン・ルイーズ・ギットルマン氏が挙げた5つのポイントをチェックしてみましょう。
(1)タンパク質の摂取が大事
栄養不足で筋肉量が減ってしまうと脂肪がつきやすくなる原因に。そのため「栄養をきちんと摂りつつ、タンパク質を構成するアミノ酸を摂取するのが大事」とギットルマン氏。なお、ギットルマン氏によると「1日の摂取量の目安は58g」だそうです。
(2)油を変える
「オメガ6の油を十分に摂取することは新陳代謝促進にも、免疫力アップにも大事なこと。理想はオメガ6: オメガ3を4:1の割合で取ることです」とギットルマン氏。好ましいのはアーモンド、ブラジリアンナッツ、ヘーゼルナッツ、マカデミアナッツなどのナッツ系のオイルやココナッツオイル、MCTオイル、オリーブオイル。逆に加工された油や加熱し過ぎたキャノーラ油、ピーナッツオイルなどを避けましょう。
(3)胆のうの働きに良い食材を摂る
ギットルマン氏によれば胆のうは直接的に新陳代謝に影響する大切な器官」とのこと。その理由は、胆汁が低下すると消化が上手くできず、消化を助ける働きをするビタミンA、D、E、K、オメガ-6といった成分も吸収できなくなってしまうため。そこで、胆のうの働きに良いとされるクレソン、ルッコラ、ケール、グレープフルーツ、生姜、ダークチョコレートなどを積極的に摂ることを推奨しています。
(4)乳酸菌が豊富な食品を摂る
「腸の中に住む微生物の量や多様性も新陳代謝に影響を与える」ことから、「乳酸菌が豊富な食品を摂るのも大切」というギットルマン氏。特にキムチとザワークラウトなどの発酵食品がおすすめとのことです。
(5)デトックスを心がける
気づかずに有毒な物質(毒素)を吸収してしまっている現代。そんな毒素を排出するためには、「たくさんの水を飲み、エクササイズやサウナで汗をかき、睡眠をたくさんとること。また、換気を小まめに行ったり、食材もオーガニックで加工されていないものを選んだりすることも大切」とギットルマン氏は語ります。
この5つさえ押さえておけば“何を食べても痩せるというものではありません”が、適切な食事と運動にこのポイント5つをプラスすることで脂肪がさらに燃えていくことを期待できます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
|ひざを曲げ伸ばし“お腹痩せ”簡単習慣
2021/06/20| TAGS: 2021年6月
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