日々をできるだけ「機嫌よく」で過ごすことは、立場も性別も年齢も関係なく大切だと思っています。
そして、自分の機嫌のいい状態を知っておくこと、どうやったら自分がご機嫌になれるかを知っておくことも、とても大切だと思います。
・そもそも「機嫌がいい」とはどういうことなのか
ちなみに、ここでの「機嫌がいい」の定義ですが、決して、鼻歌を歌ったりニコニコしたりしているようなハイレベルな機嫌のよさではないことを最初にお断りしておきます…。たとえば、ちょっと微笑むような気持ちでいられたり、これから起きることへのほのかな期待を持てたりしているくらいの感じだと思ってください。
わたしの「機嫌がいい」状態は、
(1)体のどこにも痛いところ、不快なところがない
(2)健康的な食欲がある
(3)ちょっとした先の楽しみがある
(4)今すぐにやらなければならないことがなく、焦らないでいい
(5)ケンカしたり気まずくなったりしている相手がいない
(6)会うのが楽しみな人、大事に思っている人がいる
これらがそろっているときです。
(1)体のどこにも痛いところ、不快なところがない
わたしにとってはこれが一番難しいです。社会人になってからは基本「あ~今日は完璧に快調!」という体調だったことはあまりありません…。病気ではないけど、気持ちが悪い、お腹や頭が痛い、その他のどこかが痛い、という日はとても多く、もはやそれが当たり前になっているからです。ですが、月に5日くらい「なんだか体が楽かも?」と感じるタイミングがあるので、そのときはとても幸せです。
(2)健康的な食欲がある
(1)にも関係してきますが、わたしは心身の状態が食欲にあらわれやすいので、健康的な食欲(食べすぎもせず、食べなさすぎでもない)がちゃんとあるかは毎朝チェックして、その日に食べるものを決めたり調整したりしています。コロナ禍以降、自宅で朝ご飯を食べる日も増えました。わたしの調子のいい目安は、朝に納豆(単品)を食べられるくらいの食欲がある状態です。
(3)ちょっとした先の楽しみがある
自分が行動すれば必ず叶う「ちょっとした」楽しみをいくつか用意しておくようにしています。たとえば、
・TVerやAmazon Primeで見たいドラマや映画
・ちょっといいお酒やおやつ
・読みたい本
・好きな音楽をダウンロード(本当に好きな曲はあえてあまり聴かずに、こういうときのためにとってあります)
など。これらはすべて、自分がやりさえすれば絶対叶うことにするのがポイントです。人に会う、とか映画を見に行く、などだと、相手のスケジュールがあいていなかったり、映画館の上映予定に合わせて動いたりしないといけないので、自分だけの行動ですぐかなう小さなご褒美をできるだけたくさん用意しておくことのがオススメです。
(4)今すぐにやらなければならないことがなく、焦らないでいい
すぐにやらなければいけないことが山積みになっている状態、焦らなければいけない状態はわたしにとって、とてもストレスです。たとえば「今日は少し落ち着いて仕事ができるし、お昼休みにちょっとゆっくり過ごしても大丈夫」という心の余裕があるときは、とても機嫌がよくなります。
(5)ケンカしたり気まずくなったりしている相手がいない
家族、友人、仕事の同僚など、しこりを残すようなやりとりがない状態でできるだけいることも、とても大切だと思っています。自分が誰かに対して怒りなどのネガティブな感情を抱いていることは、少しずつ自分を痛めつけるので決して自分にとってよい状態ではないからです。心の中に「怒り」や「うらみつらみ」がない状態をできるだけ保ちたいと思っています。
(6)会うのが楽しみな人、大事に思っている人がいる
これはコロナ禍だからこそかもしれません。会いたい人たいとなかなか会えない今だからこそ、「いつか会えたらいいな」と思える人がいることがとてもうれしいと思います。お互い東京にいるのに2年くらい会えていない友だちとは、今度会うときに食べたいものをLINEで話し合って楽しみにしています。このように、自分の機嫌がいい状態やどうやったら自分の機嫌をとれるのかを知っておき、自分の機嫌を損ねないためのささやかな調整をすると、機嫌のいい状態でいる時間を伸ばせるような気がします。最優先でとるべきなのはまず自分の機嫌。その上でやっと、他の人にやさしくできるのだと思うのです。
わたしは毎朝、身支度や夕飯の支度をしながら、自分の機嫌チェックを必ずします。そして、上記6つに加えて以下のようなことも確認しています。
・(平日なら)「よーし仕事するか!」という気持ちになっているか
・家事を気持ちよくやれているか
・気持ちはフラットな状態か(モヤモヤ、イライラ、しょんぼりなどしていないか)
その上で、その日の自分のトリセツを決めます。仕事をある程度溜め込むのか、少しゆとりをつくるのか、家事はどこまで頑張るのか。そして、自分の機嫌をとるためのご褒美は何にする? など、トレーニングメニューを組むような気持ちでやっています。
そうすることで自分に負荷をかけすぎずにすむので、1日が終わったときも機嫌が悪くならずにすむことが多いような気がします。
2021/09/05| TAGS: lifestyle
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