コースディナーは、シグネーチャープレートの「トマホークステーキ」をはじめ、味噌や麹など日本の発酵食品を組み合わせたコクと深みのある料理が運ばれます。大胆かつ繊細な、目でも楽しめるメニューです。

 

アペタイザーは４日間昆布で〆たカンパチに、エディブルフラワー（食用花）をのせた華やかな１皿。緑色を際立たせるため透明醤油を使ったジンジャーとレモングラスのドレッシングは、ボタニカルな色合いをした優しい味わいで、カンパチの甘味と爽やかなハーブの香りの調和を楽しめます。

 

▲アペタイザーは彩り豊かな「カンパチのカルパッチョ」

 

通常ホワイトスープのクラムチャウダーは、トマトをベースにしたマンハッタンスタイル。甘くない揚げパンのようなフライドセイボリードーナツを浸しても美味しく、濃厚なシーフードの風味を味わえます。

 

▲「マンハッタンスタイル シーフードチャウダー フライドセイボリードーナツ」

 

▲海老や魚介などの具がたっぷり

 

肩ロースとサーロインの間にある希少部位のリブアイを、骨付きでいただくトマホークステーキ。まさに「手斧（トマホーク）」の形をしたワイルドな肉料理で、USDA認証のオーロラアンガス牛が２人分800gという驚きのサイズ。数人でシェアすることも可能です。さらに、肉に塗られたBBQソースには隠し味にコーラが使われ、ほのかな甘味があるスパイシーな味です。

 

▲タバーンのシグネチャープレートは800gもある「トマホーク･ステーキのヨークシャープディング添え」　＜写真提供：TAVERN by the green＞

 

つけダレには山椒の入ったグレービーソースの他、ワサビやフランス産カマルグの岩塩など、複数の味を楽しめます。ステーキの下に敷かれた発酵バターのマッシュポテトは奥行きのある味わいで、そのままでも、ヨークシャープディングにつけても美味しいです。

 

▲ステーキは3種類の味で楽しめる

 

デザートはピザのように大きなクッキーの「ピズーキー」。ニューヨークで人気のスイーツで、フランス「ヴァローナ」のジバララクテチョコレートを使った温かい生地と、白味噌を使ったタヒチ産バニラのアイスクリームがベストマッチ。酒粕を使ったアングレーズソースをかけていただきます。

 

▲フライパンのまま出てくるデザートは、ニューヨークで人気の「ピズーキー」

 

なお、ブランチ（11時30分～17時）のコースは「平日 ￥3,400／土日祝 ￥3,835」、ディナー（18時〜22時30分）のコースは「￥7,000～」となっています。

 

 

【TAVERN by the green(タバーン･バイ ザ グリーン)】でいただく、重量級のトマホークステーキや繊細で彩り豊かなカルパッチョなど、ディナーコースは驚きがいっぱい。そんな料理のアクセントにカクテルやワインが豊富に取り揃えられています。心からコースを楽しむひと時を、青山･表参道で過ごしてしてみてくださいね。＜text＆photo：湯川カオル子　予約・問：TAVERN by the green（タバーン･バイ ザ グリーン）　https://www.strings-hotel.jp/omotesando/restaurant/tavern/＞