「伏見稲荷大社」の後、時間を節約するためランチを省略していたせいか、そろそろひと休みしたい気分に。「人気のカフェに連れて行ってください!」と三木さんにお願いすると、「“人気”の方が良いですか?」との返事が。なんでも“人気”と“おすすめ”は違うそうで、特に紅葉シーズンなど観光客の多いシーズンはガイドブックなどに載っているような“人気”のお店はすぐに入れず時間のロスになってしまうと言います。
そこで連れて行ってもらったのは、1716年創業の老舗の和菓子屋「京菓匠 笹屋伊織」の本店。
▲ 「京菓匠 笹屋伊織」本店
一見するとショッピングがメインのお店のような印象のせいか、すぐに席へと案内してもらえます。
いただいたのは、一番人気という「宇治抹茶パフェ」と「丹波産大納言小豆のぜんざい」。いずれも優しい甘さで、大満足の味でした。
▲「宇治抹茶パフェ」 ¥1,210
▲「丹波産大納言小豆のぜんざい」 ¥880
ぜひ今度は昨年夏にオープンしたという、アフタヌーンティーや限定メニューを用意している「笹屋伊織別邸」にも足を運んでみたくなりました。
|京都観光では絶対ハズせない「清水寺」へ
ひと休みの後は最終目的地の「清水寺」へ。少し離れたところに車を止め、「石塀小路(いしべこうじ)」を案内してもらいながら徒歩で向かいます。「こちらには昭和の大スターがお忍びで通っていたようなお店もあるんです。残念ながら撮影禁止ですが…」と三木さん。
美しく整えられた街並みは立派な門構えの建物、道を照らす街灯のデザインも素敵でついついシャッターを切りたくなってしまいます。表通りから離れているためか、すれ違う人の姿はあまりなくひっそりとしていました。
少し歩くと、お土産屋さんなどが立ち並ぶ参道へ。多くの人で賑わいを見せています。
それでも「以前は外国人観光客が多く、この3倍の人で賑わっていましたから…」と三木さんは言います。そして、「清水寺」に到着したのは、ちょうど夕暮れ時。
「ここから見る景色が最高に綺麗な時間なんです」と三木さん。
▲拝観受付を過ぎて“清水寺の舞台”と逆方向へ進むと京都の街を一望できます
そして“清水の舞台”へ。「江戸時代にはこの舞台から沢山の人が飛び降りたと言われています」と三木さん。「実際234人もの人が飛び降りたという記録が残っている」そうです。
▲有名な“清水の舞台”。残念ながら基礎部分の工事中でした
ちなみに、こんな高いところから飛び降りたら死んでしまうのではないかと思いますが、なんと85%ぐらいは生き残ったと言われています。すっかり日が暮れてきて、観光はここで終了に。
ホテルへと戻る途中に、夜の祇園界隈などを少しだけ通ってもらいました。
▲「舞妓さんたちが仕事で外に出ている可能性が高いので、運が良ければ見られるかも知れません」と三木さん。祇園の灯りは赤の提灯と決まっていて、昼の京都とは違う独特の雰囲気があります
▲「建仁寺」は「大徳寺」と同じく禅宗系のお寺。静かな雰囲気を味わえるお寺です
1箇所1箇所の滞在時間はそれほど長くなくても、車中や見学中に三木さんのお話が聞けたことや、ストレスのないスムーズな移動も心地良く、期待以上の満足度。限られた時間で観光するなら「貸切観光タクシー」はかなりおすすめです。
|選択肢いろいろ。貸切観光タクシーで「オリジナルの京都観光」を
2021/11/14| TAGS: lifestyle
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