仏教と係わりの深い京都ならではの、ちょっとした貸し出し品をそろえているのもポイントです。どれも無料なのでぜひ試してみてください。
▲フロントのカウンターには、身体につける3種類の「塗香」が置かれ、いつでも香りを楽しめます
「塗香(ずこう)」は、香木や漢薬を粉末にしたお香で、修行者の身体や仏像に塗って邪気を払い、清めることができます。
▲創業300年になる京都の「香老舗 松栄堂」の塗香
塗香をつまんで手に擦り込むと、手に馴染んで、直接嗅ぐよりも柔らかな香りになります。早朝のアクティビティ「国宝の朝さんぽ ~空海にあえる朝~」に参加する前に、塗香でお清めができるんです。
▲心をリラックスさせて快眠を誘うフレグランスを無料で借りられます
京都にある眠りの専門店「市田(いちだ)商店」のフレグランス「ぴろま」は、眠る前に枕に吹きかける100%植物由来のピローミスト。フロントに用意されている5種類の中からお好みの香りを選べます。
▲火を使わずにお香の柔らかな香りが楽しめる芳香器も無料で貸出中
松栄堂の芳香器「ふうか」は、客室で利用できるお香のディスペンサー。京都の香りに包まれてのホテルステイも、アクティビティのひとつ。淡い明りのおかげで、部屋の夜間照明としても使えます。
|客室は3タイプ
客室はシングル、ツイン、スーペリアツインの3タイプで、それぞれ定員は2名までの120室を用意します。とりわけ宿泊コストを抑えたOMO3京都東寺では、部屋に用意されるアメニティは歯ブラシとスリッパのみ。ヘアブラシとカミソリはフロントに置かれます。ルームウェアの用意がないので、必要な方は持参してください。
▲上質な雰囲気がただようスーペリアツイン。ベッドマットは高級ホテルでも使われるシモンズを全室に設置します
▲ベッドには大正8年に京都で創業した「洛中高岡屋」のおじゃみ座布団が置かれます
京都のお土産屋さんを巡るとよく見かけるおじゃみは、クッションとしても利用。床に敷いて座ると、正座をしても疲れない優れモノです。
▲1階ラウンジの自販機には、パウチに入った「OSAJI(オサジ)」のスキンケアセットを用意します
▲市田商店の入浴剤「京の天然ほっこり湯」
市田商店の入浴剤「京の天然ほっこり湯」が1階の自販機で購入できます。バスタブのお湯の中で軽く揉むと、柚子の優しい香りに包まれてリラックスできます。
▲水回りは全室3点ユニットタイプのバスタブ付き
京都のホテルはバスタブレスのシャワールームが増えていますが、歩く距離が普段より長くなる京都のショッピングや寺社巡りには、疲れを癒すバスタブの存在がうれしいです。
▲洗い上がりのいいシャンプー&リンス。髪のまとまりがよく、サラリと仕上がります
京都の歴史や文化とは切っても切れない仏教の歴史。それは食べ物や生活スタイル、お茶やお香など日用品にも現れます。1200年の歴史を誇る東寺のおひざ元にある【OMO3京都東寺 by 星野リゾート】だからこそ、京都のお寺と品々にぜひ触れてみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:OMO3京都東寺 by 星野リゾート https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo3kyototoji/>
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2021/11/21| TAGS: lifestyle
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