リモートワーク中心の生活になってから約1年半。わたしは前よりこまめに、自分の中にある「ちょっとラクをしちゃおうかな」「これくらいならなまけてもいいだろう」などの、「なまけたい気持ち」と向き合うようになりました。
そして、わたしはズルやラクをしたい気持ちを完全になくして生きることは簡単にはできないと思っています。では、どこまでならわたしはわたしのズルを許せるかしら…? とこまめに自問自答しています。
自宅でのリモートワークは特に、ある意味やりたい放題です。お菓子を延々食べながら仕事をしても。ちょっと昼寝をしても、お昼休みなどの休憩を少し長めにとっても、延々と家を片づけたり掃除したりしていても、同僚や上司にわかることはありません。だって、Zoomなどをつながない限り、相手からは見えないから。会社にいるときは、周囲からの視線などの抑止力がある程度働いていたような気がします。
とはいえ、サボったことは絶対に自分にだけはわかります。わたしはこれまで、ここまで長い期間、
「誰にも見られていない環境でどこまでサボらずにいられるか」
ということを意識して過ごした日々はないかもしれません…。受験生のときはそうだった気がしますが、それでも1年で終わったはず。
自宅でのリモートワークでは、出社していたときにはあった、
・通勤や会議室間の移動中
・ちょっとおやつやコーヒーを買いに
・社内で会った同僚などと雑談タイム
など、合間の休憩時間がほとんどありません。朝から夜まで、ひたすらに自宅の机に向かい続けることができてしまうリモートワーク生活では、より意識して、自分をどのくらい甘やかしていいのか、どのくらい厳しくするのかをしっかり決めなくてはいけません。
そして、自宅にいるからこそ、合間にやろうと思えばできてしまう「家事」とのつきあい方も悩みの種。
わたしは勤務時間中に家事をすることにも少し罪悪感があるので、朝、仕事を始める前に夕飯の仕込みをしたり、掃除や洗濯を終わらせるようにしています。また、休憩として「あえて」仕事の合間に掃除や片づけをすることもありますが、5~10分で終わらせると決めています。決めておくことで、その時間内でできる家事しかやらないという制限ができるので、「どこまでやるか」迷わなくてすみます。
そして、いろいろな試行錯誤を繰り返した結果、わたしの自宅オフィスにおける「罪悪感レベル」はこんな感じになりました。
レベル1:休憩としてではなく、罪悪感なくできること
・トイレ
これはむしろ、自宅にいる時の方が我慢してしまいがちです…。
・昼ご飯を食べる
仕事をしながら食べることもありますが、意識して一度会社のPCからは離れて、隣にある自分のPCでドラマなどを見ます!
・おやつを食べる
仕事中のおやつは大事なやる気の源。
・仕事をしながら水やコーヒー、お茶などを飲む(いれるために立つ)
わたしがコーヒーを飲む時間は週1、2回ほど。「この仕事を終わらせたら飲むぞ!」と楽しみにしています。
・掃除&食器洗い
5分以内であればOKとしています。5分あれば、「トイレだけ」「玄関だけ」「脱衣所だけ」くらいの小さい掃除には十分です。
レベル2:ちょっと罪悪感があること(昼休みや少し長めの休憩を利用)
・夕飯の支度
平日の夕飯づくりは20分以内と決め、それ以内ならOKとしています。
・うさぎの小屋の掃除
うさぎを一度小屋から出して掃除をするので、昼間は寝ていたいうさぎに怒られることも。機嫌が良く? 10分以内で終わりそうなときはさっとやってしまいます。
・頭痛など体調が悪いときの仮眠
頭痛や腹痛などを我慢し続けても効率が落ちるだけなので、薬を飲んでアラームをかけて15分ほど寝ます。ここについては、わたしは自分に甘いです。
レベル3:かなり罪悪感があること(昼休みや少し長めの休憩を利用)
・お昼ご飯を買いに行く
本当に家になにもない! 納豆もない! という時はダッシュで近所のスーパーかパン屋へ走ります。
・食材を買いにスーパーへ行く
昼休みも仕事が立て込んでいて、どうしても買い出しに行けなかったときは、食べ盛りの娘もいるのであきらめてUberに頼ってしまうことも…。
今回は、自分の「なまけたい気持ち」を整理してみました。これはあくまでもわたしの基準なので、人それぞれ違うと思います。わたしにとって「けっこうなまけてる」と感じることが、他の人にとっては違うかもしれないし、その逆もあるかもしれない。
いつか同僚ともう少し会えるようになったら、みんなのリモートワーク中の罪悪感レベルについても聞いてみたいです。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>
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2021/12/05| TAGS: lifestyle
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