実は今、アイドルとしての絶頂期を駆け抜けた世代が「あのときのダイエットはどうかしていた」と過去を語ったことが話題に。当時よりもむしろ美しく輝いているように見える彼女たちが「二度とやりたくない」と語る過去のダイエットとはどのようなものだったのでしょうか？

 

 

 

「歌を歌わなきゃいけないのに、さらに痩せろと言われて…」／テヨン（少女時代）

 

最近テレビ番組で「歌を歌わなきゃいけないのに、さらに痩せて欲しいと言われた。だけどそれはうまくいかないですよね」と語ったことで話題を呼んだ少女時代のテヨン。

 

デビュー以来、安定した歌唱力でアイドル最強とも言われてたテヨンですが、当時から少しぽっちゃりとした体型（あくまでアイドルとしては）のことを指摘されることが多かったそう。パワフルな歌声を出すには体力が絶対的に必要なことは本人が一番わかっていたことですが、それでも事務所からは「さらに痩せてほしい」と言われていたと明かしています。

 

 

 

「食べさせないようにされていた」／ソヒョン（少女時代）

 

デビュー当時は若さのせいかやや今よりはふっくらしていたソヒョンですが、少女時代として活動している当時から安定して美しい体型をキープしていたイメージ。にもかかわらず、その裏には過酷なダイエットへのプレッシャーがあったようです。

 

彼女が最近テレビ番組で明かしたところによると、「マネージャーが食べさせないようにしていたので、こっそり小さなチョコを食べていた」ということ。食べ盛りの彼女たちの身体のことよりも、とにかく細い見た目をキープするように管理されていたことが伺えます。

 

 

 

「今はもう絶対にそんなことをしない」／IU

 

透き通るような歌唱力とアイドル並みのルックスで”国民の妹”として人気を博した歌手のIU（もちろん今でも人気ですが）。華奢で長い手足を持つ彼女が公表した「IUダイエット」なるものもまた大きな話題となりました。

 

その内容は５日間で５kg減量するという超短期集中型のダイエットで、内容は朝食にりんご１個、昼食にさつまいも１個かバナナ２本、夕食にプロテインシェイクを１本という、とにかく摂取カロリーをぐんと抑えるというもの。現在アラサーとなったIUですが、最近になって「当時は本当に極端だった。今同じようなことをしたら歌を一曲でも歌うことができない。もうあんなことは絶対にしない」と語っています。

 

 

アイドルとしての絶頂期には決して口にはできないダイエットの真実。そして、年齢を重ねた彼女たち自身が「あの時は間違っていた」というような声を上げ始めています。やはり、極端にカロリーの摂取量を減らした食べないダイエットがいかに短絡的で危険で、健康を害するものかということを実感しているからこその発言なのでしょう。なので、非現実的なアイドルたちの体型をやみくもに目標してダイエットに取り組むのではなく、健康的に食べて運動をして、自分のベストの体型を見つけることを大切にしたいですね。＜text：kanacasper（カナキャスパ）＞