イギリスの栄養医学の研究者であるエイダン・ゴギンス氏とグレン・マッテン氏が提唱する「サートフードダイエット」。このダイエット法は“サーチュイン遺伝子”を含む食品“サートフード”を摂取することで、体内の“痩せる遺伝子”が活性化されて脂肪燃焼を促進するものとなります。
このサーチュイン遺伝子とは人の体内に本来備わっていて代謝に大きく関係のある遺伝子。しかも、このサーチュイン遺伝子が増えると抗酸化作用も強化されるので「エイジングケアにも効果を期待できる」のも魅力です。
となると気になるのが、「どんな食品がサートフードなのか?」ということ。ゴギンス氏とマッテン氏によれば、「ケール、セロリ、パセリ、玉ねぎ、ルッコラ、いちご、りんご、ブルーベリー、デーツ、ウコン、大豆、ウォールナッツ、くるみなど」が該当します。
その他、穀物ではそば粉、油ではエクストラヴァージンオリーブオイル、スパイスではターメリック、チリペッパーが該当し、コーヒーや抹茶、さらにポリフェノールを含む赤ワインや85%以上のダークチョコレートも摂取してOKです。
|実践するのに注意するポイントは?
やり方そのものはこのサートフードをメインに食べるだけでOK。ですが、特定の食材に偏ることなく様々なサートフードの食材を幅広く摂ることが推奨されています。ただし、「最初の1週間(1〜7日目)」と「次の2週間(8〜21日目)」に分けた2段階の食事ルールの実践もポイントです。
まず「最初の1週間(1〜7日目)」のうち最初の3日間は1日の摂取カロリーを1,000kcal以内にして、サートフードをメインにした食事を1日1回、サートフードを使ったグリーンジュースを1日3回に摂取し、その後の4〜7日目は1日の摂取カロリーを1,500kcal以内にして、サートフードをメインにした食事を1日2回、サートフードを使ったグリーンジュースを1日2回摂取します。
次の段階となる「次の2週間(8〜21日目)」は、サートフードを使ったグリーンジュースを1日に1回、サートフードをメインにした食事を1日3回摂るのがルール。なお、間食してもOKですが、間食もサートフードを摂ることが必須です。
ちなみにゴギンス氏とマッテン氏はこのダイエット法を40人に実施してもらったところ「1週間で平均3kgの減量効果が見られた」と報告しています。
このように摂取できる食材が限られるという点がありますが、「満腹感を感じることができる」、「他のダイエットではNGとされるコーヒーやワイン、チョコレートなどもOK」のが魅力です。きちんと食べながらダイエットをしたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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2021/12/14| TAGS: beauty
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