「空腹を感じる時間を作らないように、間食をできるだけしないようにと思って“1日5食”に変えた」というユキさん。ただし、1日5食といっても、1日3食のときの1食分を5回食べるわけではなく、1日のトータルの食事を5回に小分けにして摂取する形とのことです。
このユキさんの実践している食事法は“ファイブファクターダイエット”とも呼ばれる定番ダイエット法の1つ。血糖値の急激な上昇と下降を防ぐ効果を期待できるだけでなく、空腹を感じるスパンが短いのでドカ食いを予防しやすいというのもメリットになります。
|1日に必要な糖質の量をきちんと摂る
「単に炭水化物を抜くだけのダイエットをしたことがあったけど、結局続かずにダイエット前よりも太ってしまった」という失敗経験があるユキさん。そこで管理栄養士の友人に相談して、「糖質は脳を働かすために大切な栄養素だから、最低でも1日に100gは摂取する」というルールを作ったと言います。
例えば白米の場合、小さいお茶碗1杯の糖質の量は40〜50gとなるので1日あたり小さいお茶碗2杯分程度食べるように。また、管理栄養士の友人からは「朝ならフルーツで糖質を摂るのもOK」というアドバイスもあり、朝食はご飯やパンをやめてキウイやイチゴやオレンジなどを摂るように心がけたと言います。
“フルーツは甘くて太りやすい”というイメージもありますが、実は食後の血糖値の上昇を示すGI値が低めのものがほとんど。また、コラーゲンの素となるビタミンCや、便秘の改善に役立つ食物繊維も多く含むので食べ過ぎさえ注意すればダイエットに適した食材と言えるでしょう。
|日常生活の中で小まめに運動する
「あまり運動する習慣がなかった」というユキさんですが、「日常生活の中で小まめに運動することを心がけるようにした」と言います。
その内容は「エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を使う」、「近所に出るときは車や自転車ではなく徒歩にする」など、とてもシンプル。たったそれだけですが真面目に実践するとかなり運動量が増えるそうで、ユキさんも「スマホのアプリで歩数を計測したところ、ダイエット前は1日に3,000歩前後だったのが、現在では1日に10,000歩前後になった」と言います。特に歩くことは全身の筋肉の70%があるといわれる下半身の強化にもつながるので、代謝UPや痩せやすい体作りにも大いに役立つはずです。
このように普段の食事や運動の習慣を見直すことが減量と体型キープにつながっていることがよくわかります。ユキさんの実践している3つのルールはいずれも真似しやすい内容なので、ぜひ参考にしてダイエットに悩まない生活習慣を作っていきましょうね。
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2021/12/01| TAGS: 1日5食
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