dietダイエット

生活習慣そのものの見直しに。減量効果も【脂肪燃焼しやすい体に導く】簡単習慣

Twitter
LINEで送る

「痩せたい」と色々と試行錯誤をしてダイエットに取り組んでいる方は少なくないと思いますが、大切なのはダイエット後も体重や体型をキープしていくこと。つまり、ダイエットを通して“脂肪燃焼しやすい体を作ること”を目標としたいものです。そこで今回は、生活習慣そのものを見直して脂肪燃焼しやすい体に導く簡単習慣をチェックしてみましょう。

 

|タンパク質を中心にした栄養バランスの良い食生活にシフトする

 

食生活は栄養バランスの良いものにしたいものですが、中でも大切なのが「タンパク質を食事の中心に据えること」です。

 

人間の身体は内臓や筋肉、血管や皮膚、骨、髪や爪など約20%がタンパク質からできていますが、タンパク質には免疫抗体やホルモンなどを作る役割もあるため、体内で必要な栄養素は最も必要とされる臓器から吸収され、その後皮膚や肌、爪へ吸収されるという順番になります。

 

つまり、たんぱく質が必要な所要量に満ちてないとカラダの隅々まで栄養が行き届かないということ。「良質な栄養として1日の摂取量をしっかりと摂取すること」が美しく体型をキープしていくための重要な鍵なのです。なお、成人におけるタンパク質の必要摂取量は体重1kgあたり1~1.2gが標準とされているので、「体重50kgの成人女性では1日に50~60g」が目安となります。

 

また、食事の栄養バランスについては、「摂取カロリーに占める割合がタンパク質:40%、炭水化物:20%、脂質:40%」を目安にしましょう。

 

|低強度×長時間のエクササイズを習慣化する

 

減量や体型キープには「低強度のエクササイズを30〜60分を目安に習慣的に行うこと」が大切です。低強度のエクササイズは長時間の有酸素運動となるので、代謝UPや脂肪燃焼促進に効果を期待できます。

 

なお、低強度で長時間(30分〜60分)という2つを守れば“どんな運動でもOK”なので、手軽に取り組みやすいウォーキングやジョギング、ストレッチやヨガなどを組み合わせて行うがおすすめです。

 

また、日常的に「とにかく長い時間歩くようにすること」を心がけることも大事。1駅分を多く歩いたり、エレベーターではなく階段を使うなど、少し意識するだけで消費カロリーの積み重ねはいつの間にか大きなものとなります。

 

|「7~9時間」を目安に十分な睡眠を取る

 

体型や体重をキープしていく上で大切なことは運動と食事だけではなく「睡眠」も大事なポイントになります。

 

アメリカのコロンビア大学の研究によれば、「睡眠時間が7~9時間の人が最も肥満度が低い」という結果が出ているので、“8時間前後”の十分な睡眠をとることで脂肪燃焼を促進できると言えるでしょう。

 

また、人間のホルモンの中には食欲を増進させる“グレリン”と食欲を抑える“レプチン”があり、睡眠不足の状態が続くと体内で“グレリン”が増えて“レプチン”が減ってしまい「食欲が高まってしまう」と言われています。体型や体重をキープしていくためには食欲のコントロールも鍵の1つなので、その観点でも適度な睡眠時間を確保することが大切なのです。

 

いずれも今まさにダイエット中という方、そしてダイエット目標を達成してそれをキープしていきたいという方こそ、ぜひ今回紹介したポイントを参考に生活習慣そのものを見直して、理想とする脂肪燃焼しやすい体を手に入れてくださいね。


border