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娘の高校選びを考えたら、改めて自分の本音と向き合えた【毎日が変わる片づけのワザ(52)】

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先日、ある高校の見学会に娘と一緒に行ってきました。娘から「見学に行った高校、どう思う?」と聞かれた時に、自然に出た言葉は、

 

「生徒たちがみんな楽しそうだったから、いい学校だと思ったよ。偏差値の高い学校に行くことも大事かもしれないけど、受かってもその学校が自分に合わなくて通えなくなっちゃったらつらいから。毎日学校には行かないといけないんだし、楽しみに通える学校がいいと思う。◯◯(娘)が楽しく過ごせることが一番大事」

 

でした。娘の受験を機に、「(娘に)どういう学校に行ってほしいのか」自分の本音にじっくり向き合ってみたら、「偏差値の高さ、大学進学率、はわたしにとっては最優先事項ではない」という答えが出ました。それよりも、高校でどういう経験をして、どういう価値観の人間になっていくかの方が大事。そのためにどの高校に行き、どういう友だちの中で過ごすかを最優先で考えたいと思いました。

 

そして、「(見学した学校は)高校3年かけて、自分のキャリアについて考える機会をしっかりくれるのもいいと思う」とも伝えました。それが、どの大学に行くか以上に大切なことだと思っているからです。

 

そして、たとえば、公立を選ぶのか、私立を選ぶのかという選択についても、考え方や価値観が違う私たち。どうとりつくろったとしても、子どもは大人が隠している「裏側に隠れている考え」に敏感です。それを隠しても絶対にいいことにならないので、それらも含めてがっつり腹を割って話し合っています。こうやって、親としてのわたしの価値観を娘にさらけ出さなければならない時がきたんだなあ…と思いました。

 

最後に、急な大きな地震のときに、最悪歩いて帰って来られるか、もかなり大事なポイントです。高校生までは、ある程度自宅から近く、いざとなったらわたしがすぐ駆けつけられる所にいてほしい、と思っていることにも気がつきました。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke


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