放水路の仕組みを理解したところで、いよいよ地下神殿の見学です。地底探検ミュージアム「龍Q館」から外へ出て、200mほど離れた地下神殿の入口へ向かいます。
▲普段はサッカー場になっているグランドの地下に地下神殿(調圧水槽)があります。入口は写真左手の四角い屋根の建物です
▲地下神殿への入口。ここから地下神殿へは116段の階段を降ります
▲その神秘的な空間は、あまりの巨大さに畏怖を覚えます
地下神殿は地下22mに作られた、奥行き177m、幅78m、高さ18mの巨大な水槽で、ポンプを運転するための水深と水量を確保します。さらに、増水した川から流れ込んだ水は、この調圧水槽で勢いを弱め、江戸川へと放出されます。
▲地下神殿では15分ほどの自由時間が設けられます
▲地下神殿に隣接する第1立坑。施設稼働時は、ここから水が流れ込みます
▲地下神殿奥の真っ暗な場所には壁があり、流れ込んだ水はその下をくぐって江戸川へと排水されます
▲増水時の水位の高さを柱の汚れが示します
天井を支える59本の柱は、長さ7m、横幅2m、高さ18m、重さ500t。人の大きさと比べるとその巨大さが判ります。まさに「地下神殿」と呼ぶに相応しい光景です。
|深さ70mの第1立坑を見学
2022/02/05| TAGS: lifestyle
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