私は「自分の心がどういう状態か」を常にかなり気にして生活しています。具体的には、「今、明るい気持ちかどうか」を1日のなかで何度も確認しています。「今、不調を感じている所はないか」体調を細かく確認するようなイメージです。確認するタイミングは、
・朝起きてすぐ
・身支度をしながら
・家事をしながら(食器を洗いながらが多いです)
・職場へ移動しながら
・仕事の合間の休憩時間に
・病院や娘の塾など待ち時間中に
・帰宅の移動中に
・日記を書くときに
・寝る前に
など。こうやって書いてみて気づきましたが、明らかに、鏡で自分の顔を見るよりはるかにこまめにチェックしていますね…。
(「顔を見るよりも、心を見ることを優先している」というと一見かっこいいかもしれませんが、これからはもう少し鏡も見よう、と思いました)
確認した結果、「わりといい感じ」な時もあれば、「なんだか心が落ちているなぁ」と感じる時もあり、もちろん「どちらでもない」時もあります。確認したら、今度はいい時も悪いときも「なぜそうなっているのか」その理由を探りまくります。特に、「なんだか心が落ちている」ときこそ念入りに。
時には自覚していないくらいの、とてもささいなことが心を落ち込ませているときもあります。そこまで本心をとことん掘りに掘って見つけます。たとえば…
・誰かとのやりとりで引っかかるものがあった
・店員さんからちょっと感じの悪い対応をされてしまった
これくらいの「ちょっとしたこと」です。「上司に怒られた」とか「誰かとケンカした」などは原因が明確なので自覚しやすいのですが、「ちょっとしたこと」で自分が嫌な気持ちになっていることには気づきにくく、そしてジワジワと溜まっていきます。
自分の心を落ち込ませている理由がわかれば、心の中から何を捨てたらいいのかがハッキリします。そして、「そのことを考えている時間」を「心の中のゴミ箱に捨てる」ところをイメージします。
わたしが心の中をこまめに確認して(心の)ゴミ箱に捨てる理由は2つあります。
1つ目は、「なんとなく嫌な」気持ちでいる時間を少しでも短くしたいから。
これは「家に不用なモノをできるだけ置いておきたくない」気持ちに似ているかもしれません。心の中にあるいろいろな引き出しを開けて確認していくことは、家の整理をするときにすべての収納を開けて整理整頓する作業に近いような気がします。
2つ目は、できるだけ「機嫌がいい=心が楽な」時間を少しでも長くしたいから。
ときには、なかなか心から出て行かない、捨てられないものもあります。そういうときは、自分の機嫌をとり、甘やかすと決めています。具体的には、自分の気分がよくなる時間をできるだけたくさん持つようにします(どんなときなのかについては、先日公開した「心を明るくしてくれる「ちょっとしたこと」をできるだけたくさん作る」という記事に書きました)。
そして、確認したときの結果が1日の中でどう変わっているかも意識することで、「自分の機嫌を自分で」こまめにとり、心を微調整しながらうまく動かせる(仕事だけではなく、家事や子育て、すべてにおいて)ような気がしています。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>
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2022/03/20| TAGS: lifestyle
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