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スケジュールツールを「収納」ととらえて定期的に整理整頓する【毎日が変わる片づけのワザ(72)】

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スケジュール管理は、何をどこに納めるかを決める「収納」や、不要なものを減らす「整理整頓」と似ていると思っています。
そのため、わたしは家を片づけるのと同じように、週に数回、定期的に自分のスケジュールを見直し、整理しています。

 

 

(1)スケジュール管理ツールを見て、予定を確認&調整

 

週末には必ず時間を確保して、来週末くらいまでの予定をながめます。「来週」をどうやりくりするかを改めて考えたり、ざっくり頭に入れておいたりしておくだけでも頭が整理され、スッキリするのを感じます。

 

ただ、たいていは何かしら気になるところが見つかるため、見直します。特に、少し前に入れた予定については、予定を入れたときと今では体調や自分の都合、仕事の状況などが変わっていることがあるので、まだ調整ができるタイミングだったらリスケしたりキャンセルしたりすることも。

 

また、今はリモートワーク中心の働き方ですが、必要があれば出社することもあるため、それがあまり続きすぎないようにも調整します(電車通勤、出社、いつもより多くの人に会う…などで思っている以上にエネルギーを消費するので)。

 

 

(2)時間を収納のように考え、整理整頓する

 

まず、その週に時間を使う必要があることを洗い出して、最優先のものからどんどんスケジュールツールに入れていきます。そこで、入りきらない、または入るけれど余裕のないスケジュールになってしまう(あまり予定が詰まっていることが得意ではなく、疲れきってしまうとわかっているので、できるだけそうならないようにしています)ときは、なくせる予定やタスクはキャンセルしたり、リスケしたりします。

 

このときに大切なのは、「自分にとって捨てられない=絶対に時間を確保したい」ことは何なのかをはっきりさせることです。

 

 

【仕事】

 

わたしは、原稿作成に関する作業を最優先(インタビュー、撮影、構成作成、調整、原稿書き、編集、校正など)しています。わたしにとってはこれが、収納でいう「絶対に捨てられないもの」にあたります。

 

また、仕事の場合は、最初に打ち合わせなどの予定が決まっていることが多いので、その間にどうやって原稿関連の作業をするかを決めればよく、比較的迷うことなく決められます。資料を作成したり原稿を書いたりする時間をしっかり確保したい週は、先にその予定もスケジュール管理ツールに何時間かまとめて入れておきます。大事なものの定位置を決めておくのに近いかもしれません。

 

 

【プライベート】

 

・リハビリ(週1回)

・通院(月2回)

・娘との予定

・ピラティス(週3回くらい)

・翌週のおかずを作り置きする時間

 

仕事とプライベートのそれぞれ「絶対に捨てられないもの」は今はこんな風になっています。そして、土日はできるだけどうにでもなるように、予定を入れすぎないようにしています。時間の「収納」を土曜日までと考えて、「やらなければいけないこと」を終わらせ日曜日は基本的に予定を入れない、という調整をしておくことが多いです。

 

これは、収納するときにあえて何も入れない棚を確保しておくようなイメージ。そうしておくことで、何かあったときにも柔軟に対応でき、「予定に追われずに少しゆっくりできる」時間も持てることがメリットです。

 

また、週末にはいつもより念入りに体調をケアして、できる限り前週の疲れをリセットしておくことも心がけています。特に月曜日が忙しくなりそうな週末の日曜日はピラティスとスーパーくらいにしか行かず、家で心と体をしっかり休めます。夜も21時くらいには寝てしまうことも…。生理前など確実に体調が低空飛行になるとわかっているタイミングでは、できるだけ無理をしないように調整。人と会ったり出かけたりする予定を入れないことが多いです。

 

 

このように定期的に予定の見直しをするようになったのはこの2年くらいです。この時間を持つことで、「なんだかわからないけれどやることがいろいろあって気持ちが焦っている」とことが少なくなり、穏やかな心で過ごせる時間が増えました。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke


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