朝食は地下１階にある「現代里山料理ZEN HOUSE」でいただきます。各地の旬の素材を、味つけや塩分は控えめに、現代風にアレンジ。特筆すべきは、醤油をはじめ調味料のほとんど全てが自家製だったり独自にブレンドしたオリジナルというこだわりです。発酵食品も多く使われ健康的で工夫された料理を、ひと品ごとに味わいながら、シェフのこだわりを楽しんでみてください。

 

▲白と黒を基調にした「現代里山料理ZEN HOUSE」は、銀座らしいシックでモダンな佇まい

 

ランチ、カフェ、ディナーもいただけますが、モーニングは宿泊者以外の方でも予約をすれば利用できます。

 

▲和食と洋食が織りなすビュッフェ

 

オリジナルの醤油やタレを楽しめるのも、ここならでは。金目鯛は羅臼昆布を使った自家製タレに漬け込まれ、ゆず醤油も自家製。さらに自家製の麹を使った料理も多く、砂糖を使わず麹の甘味で味付けするなど、発酵食品のヘルシーで優しい味わいを楽しめます。

 

▲茨城県産の豚を使った「美明豚醤油麹焼き」や自家製の厚切りベーコンもおすすめ

 

▲新鮮な旬の魚料理も並びます

 

種類豊富なサラダは、神奈川県三浦産を中心に新鮮野菜を農家から直送。北海道産の北あかりを使ったポテトサラダも自家製です。

 

▲どの料理も美味しそう。テンションの上がる朝食です 　＜画像提供：ミレニアム 三井ガーデンホテル 東京＞

 

注目は温泉水を使った湯豆腐。佐賀県産の大豆で作るお豆腐を、「日本三大美肌の湯」に選ばれた飲泉可能な嬉野温泉（佐賀県）の温泉水で炊くことにより、乳化して白濁。美肌効果と健康にいい、ぷるっぷるの湯豆腐です。

 

▲女性に絶対食べて欲しい「嬉野温泉湯豆腐」

 

▲群馬県下仁田の糸こんにゃくを使った人気メニュー「肉じゃが」

 

季節のフルーツにお宝がまぎれていることも！　この日は４月〜５月に出荷される神奈川県のオリジナルみかん「湘南ゴールド」を発見。全国的にも珍しい品種ですが、レストランには農家直送で届いているそうです。

 

▲「湘南ゴールド」は柑橘の甘味と控えめな酸味が楽しめます

 

「現代里山料理ZEN HOUSE」は、ランチやディナー、カフェタイムもおすすめ。節季にちなんだお茶は、百穀を潤す穀雨が降って花が咲くまでのイメージを、茶葉で再現したディスプレーと共に運ばれます。

 

▲この日の月替わりのお茶は、静岡茶と日向夏、バイタルグレープフルーツの紅茶をブレンド。フルーティな味わいの、フォトジェニックな一服です

 

せっかく銀座に泊まるのなら、ショッピングも便利でありつつも日常から離れたホテルステイを楽しみたいもの。そんな人におすすめが【ミレニアム 三井ガーデンホテル 東京】です。ぜひここで、工夫を凝らした朝食とともに銀座の朝を向かえてみてくださいね。＜text＆photo：湯川カオル子　予約・問：ミレニアム 三井ガーデンホテル 東京　https://www.gardenhotels.co.jp/millennium-tokyo/＞