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【思考をキレイにする旅の仕方(322)】国境超えバス再開のニュースで想い出したこと

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タイとラオスを繋ぐバス運行が再開したネットニュースを拝見しました。

 

この2国も新型コロナウィルス感染症が収束傾向になってきたようです。

 

再開したいくつかの路線の中にノーンカーイ(ノンカイなどと表記することも)~ビエンチャンを見つけました。

 

 

タイの東北部の街「ノーンカーイ」に1週間ほど滞在していたことがあります。

 

滞在中、タイの国内で反政府デモが激しくなり、

 

バンコクの空港も占拠され、日本から友人が合流する予定でしたが来られなくなりました。

 

 

しかし、マッサージ店では、「バンコクでは大変なことになっているわねぇ~」

 

とテレビを眺めながら会話するおばちゃんたちの施術を受けるなど、

 

ノーンカーイはのんびりした空気が漂っていたように思います。

 

バンコクから約600キロ離れているので、日本で言えば、岡山に滞在しながら、

 

東京の反政府デモを見ている感じだったのかもしれません。

 

 

私も、いつタイを脱出できるだろうと思いつつも、日々、のんびりとメコン川沿いをぶらぶらしていました。

 

ある日、バスターミナルで、隣国ラオスの首都ビエンチャンの文字に目が留まります。

 

ホテルに戻り、インターネットで調べると片道30分程度の短い時間に唖然としました。

 

そりゃそうですよね。メコン川を渡ればラオスなのですから。

 

ラオスはフランスの植民地だった時代があるので、パンもワインの文化もあるのです。

 

「脱出」どころか、翌日、日帰り遠足気分でラオスまでワインを飲みに行き、

 

ついでに美容室で髪の毛も切って再びノーンカーイに戻ってきました。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/


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