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ご当地寿司と登山を楽しみたい。都心から手軽に行ける離島【八丈島】の旅

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すでに火山の島としての魅力もお伝えしていますが、八丈富士や東山(通称、三原山)を横目に見ながら島の外周道路を走るドライブもとても爽快です。道路は正式には八丈循環線(都道215号)といい、45kmの長さでぐるっと島を周っています。その中でも途中に立ち寄りたいスポットをいくつか紹介します。

 

「南原千畳敷(なんばらせんじょうじき)」は火山に関連するスポットとして、とても人気があります。

 

▲登山以外でも火山地帯ならではの見どころがあります

 

海岸沿いに長さ500メートルに渡って広がる岩畳のことを指していますが、黒く物々しい玄武岩が見渡す限り広がっている様子は、他の場所でなかなかお目にかかれるものではありません。海の青とのコントラストも美しく、散策しているだけで非日常感を味わえること間違いなしです。

 

島の南部にある三原山の裏側に位置する「裏見ケ滝」も、おすすめの立ち寄りスポットです。

 

▲島の南部に位置する癒しスポット「裏見ケ滝」

 

▲周辺の緑と相まって南国感を強く味わえます

 

一周道路から近い場所にありますが、駐車場から少し滝の方面へ入っていっただけで、鬱蒼とした緑の世界に包まれます。滝があるのはその最奥部で、その名前からもわかる通り滝を裏から見ることができ、癒し効果は抜群です。

 

その他にも、「八丈島灯台」や「大阪トンネル展望台」など、車で一周1.5時間ほどの道のりに見どころが点在しています。

 

▲「大阪トンネル展望台」は夕焼けを眺めるのに最適

 

また、八丈島は温泉地としても人気で、温泉付きのホテルもあれば、見晴らし抜群の足湯まであり、温泉好きにはたまらない場所と言えるでしょう。ぜひ今年の夏は、離島での解放感を感じながら疲れを癒せる「八丈島」での滞在を楽しんでみてくださいね。<text&photo:岡本大樹>


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