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驚きいっぱいのディナーと朝食!【ストリングスホテル 名古屋】でおいしい旅を満喫

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ホテルディナーやビッフェ朝食はもちろん、女性に人気のパフェやアフタヌーンティーの人気が高い【ストリングスホテル 名古屋】。ここでは、日本茶とフレンチを融合した斬新なコースディナーと、美味しい朝食を紹介。特別感いっぱいのホテルステイをたっぷりと味わってみてください!

 

|日本茶とフレンチ、驚きの組み合わせ

 

今回いただいたディナーは期間限定の『“日本茶×フレンチ”コラボレーションコース』。日本茶には、健康増進効果や殺菌効果、リラックス効果あって、すっきりとした清涼感は夏にぴったり。そんな日本茶がフレンチと融合。さらにオプションで用意された3種類のお茶とのペアリング「mirume日本茶飲み比べセット」を楽しみました。

 

▲大きな窓からライトアップされた大聖堂を望むレストラン「グラマシースイート」 <画像提供:ストリングスホテル 名古屋>

 

料理やペアリングに使われるお茶は、西区那古野の円頓寺(えんどうじ)商店街東端にあるモダンな日本茶専門店「mirume深緑茶房」の茶葉が使われます。三重県の茶どころ松阪市のお茶農家三代目、松本壮真氏が主宰するお店で、それまでのお茶の概念を覆す味に驚かされますが、今回のディナーではあくまでも料理に寄り添う味を演出しています。

 

▲食前茶は1日かけて水出しした冷たい「千寿」。厳選された畑でのみ作られる旨味の強いかぶせ茶で、上品な味わいを楽しみました

 

2人前の皿にのるのは、耕作放棄地のお茶の枝で、お茶農家の現状を伝えると共に、お茶に親しんでほしいとの願いが込められます。枝を模したチュロスには伊勢茶が使われ、フォアグラのクリームとマンゴーがのり、ほんのりと伊勢茶の風味が伝わります。

 

▲「フォアグラとマンゴーのチュロス mirume深緑茶房“伊勢茶”の香り」

 

前菜は、シマアジと彩りトマトの上に昆布だしで作った透明シートを被せたカラフルな一皿。口の中でアジと風味の強いトマト、さり気ない出汁の味とが渾然一体となって、素材の美味しさを満喫しました。

 

▲前菜は「シマアジと愛知県産カラフルトマトのカルパッチョ ディルと茗荷のラヴィゴット フェタチーズのアクセント」

 

先にmirume深緑茶房の“雁が音(かりがね)ほうじ茶”を使ったコンソメスープが運ばれ、茶葉からほうじ茶が抽出される時間を待ちながら、これがどんな料理になるのか期待が膨らむ演出です。

 

▲スープは「焼き茄子とブレザオラ フレッシュハーブと共に “雁が音ほうじ茶”香るコンソメを注いで」

 

焼きナスには、キャビアの形をした粒状のワサビ風味オリーブオイルや牛肉の生ハムが加わり、そこへほうじ茶をコンソメスープでおとしたスープが注がれます。雁が音ほうじ茶の香ばさが際立つ驚きの味でした。

 

▲目の前で焼きナスにコンソメスープが注がれた美味しい煮びたしです

 

身の厚いスズキの上には、酸味のあるフキに似た植物リュバーブのコンフィチュールがのり、花の形をしたクッキーをトッピング。さらにチーズ風味のソースや黒い竹炭も添えられ、ふっくらとソテーされたスズキを、多彩な味でいただきます。

 

▲魚料理「スズキのソテー 山椒とリュバーブのコンフィチュール レッドアンディーブのマリネと竹炭のエッセンス」

 

鴨肉は、“一芯二葉”と呼ばれるお茶の若い枝葉を低温で焙煎した茶葉「華逢(かほう)」と、ズッキーニを合わせたピューレで味つけ。ズッキーニは、チップスとしても飾られます。さらに華逢とローズマリーを使ったオイルが飛び散るお皿もインパクト。柔らかくローストした鴨肉を、お茶の香りと風味でいただくまたとない一皿でした。

 

▲お茶風味でいただく肉料理「鴨のロースト ズッキーニのデグリネゾン “華逢”とローズマリーのコンディメント」

 

肉料理が終わると、急須で運ばれ茶葉が開くまで待つ「玉緑(たまりょく)茶」をいただきます。全国生産量のうち2%ほどしかない希少なお茶で、釜炒り特有の香ばしい香りとすっきりした味わいは、肉料理の後にぴったりでした。

 

▲肉料理を終えると、急須から「王緑茶」が注がれます

 

ダブルデザートのはじめは、ココナッツミルクの甘いブラン・マンジェに、ブルーベリーと赤ワインを合わせた甘酸っぱいサングリアをかけ、さっぱりとした余韻を残します。

 

▲冷製の軽いデザートは「ブルーベリーのサングリア ココナッツミルクのブラン・マンジェと共に」

 

ひそかに人気のスイーツが、シーズンごとに変わる「大人のご褒美パフェ」。ディナーのしめくくりに、mirume深緑茶房の日本茶が主役になった期間限定の「ご褒美パフェ~深緑のジャパニーズティー~」をいただきました。

 

「香小町」の煎茶を使ったアイスは茶葉を濾さずに使うほか、モナカや白玉、雁が音ほうじ茶を使った金箔つきの棒メレンゲをトッピング。雁が音ほうじ茶のクリームやジュレも加わり、お茶の風味を強く感じるパフェです。幾重にも重なったアイスやクリーム、ジュレを楽しみ、時には互いを混ぜ合わせ、変化していく味を楽しみました。

 

▲ダブルデザートのふた品目は、プラス料金で「ご褒美パフェ~深緑のジャパニーズティー~」に変更。パフェはランチタイムでもいただけます

 

最後に登場したのが、mirume深緑茶房の「香小町(かおりこまち)」。深蒸し煎茶×普通の煎茶×かぶせ茶の茶葉をブレンドし、旨味や甘味、ほどよい渋みを楽しめる煎茶です。

 

▲ディナーのしめくくりは深蒸し煎茶の「香小町」。食後の一服に相応しいお茶でした

 

今回紹介した『“日本茶×フレンチ”コラボレーションコース』は、2022年8月31日までですが、9月1日から9月25日まで、名古屋市美術館で開催中の画家「ボテロ展」に合わせた『“ボテロ展 ふくよかな魔法”コラボレーションフレンチ』をいただけます。9月1日から11月13日までは「大人のご褒美パフェ ~安納芋モンブラン~」、10月15日から10月31日まではハロウィン限定の「大人のご褒美パフェ~紫芋モンブラン~」が登場します!

 

|美味しい朝食ブッフェで地元の味を堪能


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