日本画壇の巨匠が手がけた絵画をはじめ、繊細な螺鈿細工や組子など、極彩色の装飾に彩られ“ミュージアムホテル”との呼び名も高い【ホテル雅叙園東京】は、2022年10月1日(土)から予約受付が始まるクリスマスケーキもアートの域。限定わずか10台の「玉手箱」をはじめ、ショートケーキやモンブランなど多彩な品々を揃えます。
|クリスマスのテーブルが華やぐケーキ
生野剛哉ペストリー料理長が手がけた6種類のクリスマスケーキと、クリスマスのスイーツとして近ごろ日本でも定着してきたシュトーレン。芸術性豊かな装いはもちろん、素材使いやその組み合わせ、ミリ単位で調整したケーキの層など、どれもクリスマスのテーブルを盛り上げる逸品です。
▲ケーキの申し込みと受け取りは、ホテル雅叙園東京の1階にあるPATISSERIE「栞杏 1928(りあん1928)」で <画像提供:ホテル雅叙園東京>
▲アートなクリスマスケーキ6種類とシュトーレン <画像提供:ホテル雅叙園東京>
昭和6年(1931年)、ホテル雅叙園東京が目黒で開業して以来、“昭和の竜宮城”と称されたことからインスピレーションを得た「玉手箱」は、わずか10台限定の特別な品。館内至る所で見られる技巧を凝らした組子細工をモチーフに、重箱をチョコレートで作ります。
上の重にはガトーやショコラ、ボンボンなどがぎっしりと詰め込まれ、下の重はショートケーキが収まります。重箱に乗る繊細な飾りもチョコレートです。
▲「玉手箱」 ¥31,000 <画像提供:ホテル雅叙園東京>
ホワイトチョコレートで作られた一の重に入るのは、PATISSERIE「栞杏 1928」で人気のガトー3種や手毬チョコ、オレンジショコラ、ベリーなど。
▲ホワイトチョコレートで作られた一の重。フタを開けた瞬間の、家族や友人の笑顔が目に浮かびます
▲真っ赤な二の重には、驚くほど香りのいい横須賀・嘉山農園の苺を使ったショートケーキがぎっしり
栗と白あんに緑が深い抹茶をくわえたクリームを敷く「抹茶栗のモンブラン」は、幾重もの層になった繊細なスポンジが美しさと美味しさの秘訣。
▲「抹茶栗のモンブラン」 ¥5,000
▲ミリ単位で重なるスポンジやクリームは、ナイフを入れて初めて気づく隠れた美味しさの秘訣です
アーモンド風味のビスキュイ(スポンジ)にウイスキーを染み込ませ、抹茶の羊羹やクリーム、マロングラッセなどをサンド。抹茶の柔らかな苦みや栗の風味、ウイスキーの豊かな余韻が後を引く大人のモンブランです。
箱を開けた瞬間に部屋に広がる苺の香り。「嘉山農園の苺のショートケーキ」には、栽培法にこだわった華やかな香りと絶妙な甘さの苺が飾られます。生クリームとスポンジの甘さを抑え、主役の苺を際立たせたケーキです
▲クリスマスの一番人気「嘉山農園の苺のショートケーキ」 4号 ¥4,500、5号 ¥5,500
そして、生野シェフが一番冒険したという「タルトショコラ・ミルティーユ」も注目の逸品。
▲チョコとブルーベリーのマリアージュが魅了する幾何学的なデコレーション「タルトショコラ・ミルティーユ」 ¥5,200
つやつやのチョコレートケーキに、ミルティーユ(ブルーベリー)の甘酸っぱさと、スパイシーなナツメグを合わせた新たな味わいを披露します。チョコレートのタルト生地には、ブルーベリーのコンフィチュールが入ったチョコクリームをのせ、さらにチョコのムースやナツメグのクリームを閉じ込めます。
「オレンジ・アールグレイ」は、ベルガモットの華やかな香りを楽しめるアールグレイをクリームやムースに使い、そこにオレンジのケークやクリームと組み合わせたケーキです。クリスマスの飾りつけもカワイイですね。
▲「オレンジ・アールグレイ」 ¥5,200
幾層にも重なる味の変化を楽しめる「オレンジ・アールグレイ」。上から順にホワイトチョコレートのムース、アールグレイのムース、オレンジのクリーム、アーモンドたっぷりのスポンジ、アールグレイのクリームと続き、オレンジを皮ごと煮込んだコンフィチュールを混ぜたケークの土台に乗ります。ぜひその風味と香りを楽しんでみてください。
▲オレンジの酸味とアールグレイの香りが、華やかな時間を演出
真っ赤なフランボワーズでコーティングされた「フレーズ・シャルドネ」。中には白ワインや苺のムース、赤ワインをくわえたスポンジ、苺の水分だけで作られたジュレなどが何層も重なり、果肉の自然な酸味と軽やかな味わいを楽しめます。
▲「フレーズ・シャルドネ」は、水引や扇子を思わせるデコレーションで和のエッセンスをくわえます ¥5,200
クリスマスシーズンに食べられるドイツの菓子パン「シュトーレン」。しっとりとした生地には、洋酒に漬けたレーズンやチェリー、オレンジピールのドライフルーツにくわえ、ドイツの老舗から取り寄せた最高級のローマジパンが加わります。カルダモン、シナモン、ナツメグなどのスパイシーな余韻が残る一品です。
▲ドイツの伝統的なクリスマススイーツ「シュトーレン」 ¥3,500
今年の冬はドイツの伝統にならい、食後のデザートに薄くスライスしたシュトーレンを、赤か白のワインで頂いてみてはいかがでしょう。とりわけグリューワイン(スパイスや砂糖を加えたホットワイン)がおすすめです。
フルーツやチョコや栗、ムースやクリームやスパイスが、幾重にも重なるケーキの数々。2022年のクリスマスは、【ホテル雅叙園東京】のケーキで幸せを呼び込んでみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:ホテル雅叙園東京 https://www.hotelgajoen-tokyo.com>
ホテル雅叙園東京 1階 PATISSERIE「栞杏 1928」<予約期間:2022年10月1日(土)~12月16日(金) 受け取り期間:2022年12月22日(木)~12月25日(日) 予約方法:店頭またはWeb、電話にて>
2022/09/30| TAGS: 2022冬
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