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これって体の異常なの?「おりものが増える」20代に多い原因&セルフケア方法を解説

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おりものが増えたと悩む方には、漢方を服用するのもおすすめ。漢方は婦人科の診察でも、自然由来の治療薬として使われています。

 

おりものの異常に対しては、「ホルモンバランスを整える」「泌尿・生殖器の炎症を鎮める」「ストレスが原因のおりものを軽減する」「水分の循環をよくして、老廃物を排出し、おりものを軽減する」「血流を改善して膣に栄養を与える」といった漢方薬を選びましょう。また、おりものだけでなく、「デリケートゾーンのかゆみ」「排尿痛」などの症状に効果が認められている漢方薬もあります。

 

 

<おりものケアにおすすめの漢方薬>

 

・竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)…比較的体力のある方におすすめの漢方薬。陰部の熱を冷ますことで炎症を鎮め、おりものに働きかけます。

 

・温経湯(うんけいとうん)…冷え症だが手足のほてりが気になる方におすすめの漢方薬。気、血(けつ)の巡りを良くすることで、からだの熱バランスを整えておりものに働きかけます。

 

漢方薬を選ぶときに大事なのは、自分の体質や状態に合っていること。合わない漢方薬は、効果が得られないだけでなく、副作用が起きることもあります。どの漢方薬を選べばいいのか分からない時は、「あんしん漢方」のような最近増えつつあるAIオンラインサービスを利用するようにしましょう。

 

 

おりものの量が多くなるのは、生理周期によるものや細菌、ストレスや疲れなどさまざまな原因があります。今回紹介したセルフケアや漢方薬を採り入れることで、おりものと上手に付き合っていきましょう。でも、どうしても膣に我慢できない痛みやかゆみなどがある場合は、早めに婦人科を受診してくださいね。<text:医師 木村 眞樹子>


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