今回紹介する「運動なしダイエット」は、心臓内科医のアーサー・アガットン氏が運動をするのが困難な慢性肥満の心臓病患者のために考案したもの。最初の段階で“体に良くない”とされる炭水化物と脂肪の摂取をやめ、第2段階で“体に良い”とされる炭水化物と脂肪を摂取する2段階の工程で行うものになります。
第1段階(2週間):“体に良くない”とされる炭水化物と脂肪を一切摂らない
“体に良くない”とされる炭水化物&脂肪とは、穀類、ジャガイモ、精製砂糖で作られた食品、バター、乳製品など。これらを制限することで、血糖値やインスリン値を下げ、糖質に頼らない体を作り上げていきます。食事のメインはタンパク質を多く含む魚、大豆類、脂肪の少ない牛肉、鶏肉など。この食事法を2週間続けることで糖質依存から脱却します。
第2段階:“体に良い”炭水化物と脂肪を解禁
続いての段階で“体に良い”とされる炭水化物と脂肪を解禁。玄米や全粒粉パンといった茶色系の炭水化物、不飽和脂肪酸といった脂肪分など体に良いとされる食品を摂取します。
特に最初の2週間は普段食べている炭水化物の摂取を制限されるのでキツいと言われていますが、食事ルールを守れば食事の量はそんなに気にしなくてもOK(もちろん爆食はNG)なので、「空腹感が我慢できない!」という心配はありません。また、使用する食材さえ気をつければ、ラザニアやパンケーキ、ブラウニーといった一般的にはダイエットではNGとされるメニューも摂ることもできます。
特別な運動をせずに食事管理だけで痩せやすい体作りをめざす方に最適なダイエット法と言い換えることができます。興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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2022/12/30| TAGS: beauty
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