料理の終盤でも驚かされる、美しいガラスの器に盛られたデザート「ヨーグルト」。果実のマルメロで作ったコンフィチュールの泡の下には、岩手で放牧して育てられた山羊のミルクのヨーグルトとドライフルーツが隠れ、柔らかな酸味や甘味が楽しめまます。
▲「山羊乳」のヨーグルトは食べるのが惜しくなる美しさ
メインのデザートは4種類の品種のリンゴを薄くスライスして組み合わせ、じっくり焼き上げた「タルトタタン」。実はほぼ1個分のリンゴが使われます。半分ほど食べるとバニラビーンズをふんだんに使ったアイスクリームが盛られます。温かいリンゴに冷たいアイスをソースのように絡めながら、アイスクリームの甘味で際立つリンゴの酸味を楽しみました。
▲メインのデザートはソノール風「タルトタタン」
ここで最後のイベントが! スタッフが、青森名物の南部せんべいの型で焼き上げたフィナンシェをサーブ。南部鉄器で造られた独特の焼き型も珍しく、そのパフォーマンスに思わず息を詰めてしまいます。
▲南部せんべいの焼き型で焼くフィナンシェは、青森とフレンチの融合です
▲フィナンシェは、まさに形が南部せんべい。甘味があってしっとりと柔らかく、香ばしい香りが広がります。コースの最後を締めくくる、印象的な演出でした
美しさ、美味しさ、パフォーマンス性を備えた【星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル】のディナーコース。運ばれるたびにワクワクする料理はもちろん、奥入瀬川のせせらぎに耳を傾けながら、幻想的な雪景色に心奪われる冬の「渓流アペロ」など、一生の想い出に残るひと時です。ぜひ楽しんでみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/oirasekeiryu/ >
2023/02/23| TAGS: lifestyle
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