県内各地に温泉地が広がり、銭湯や共同浴場が点在する“温泉県”青森。1190年ごろに発見された大鰐温泉は、津軽藩藩主がたびたび湯治に訪れた歴史ある温泉地です。大浴場に使われた、十和田石と青森ヒバは、他県の旅館やホテルでも浴場の建材として重用されています。
▲毎日開催している無料の「温泉いろは」は“界の湯守り”がガイドとなって、温泉の効果的な入浴方法を教えてくれる楽しい講座です
界津軽では「じっぱ(めいっぱい)がっぱ(たくさん)スパ」と題して、紙芝居で大鰐温泉の歴史や泉質、おすすめの入浴法を紹介。温泉で、身も心もリフレッシュする効果を高めます。
▲2021年12月より登場した「御湯印帳」で、全国各地の界ブランドの宿で記念スタンプを集めます
「温泉いろは」に参加すると、客室1部屋につき1冊「御湯印帳」をプレゼント。その宿だけのスタンプと、温泉の歴史や泉質を記したゴム印が押され、宿泊した日付や泉質のチェック蘭、そこでの体験も書き込めるので、宿の想い出にぴったり。1冊¥300で販売もしていて11箇所の捺印が可能です。
▲湯上り処で入浴前後の水分補給
大浴場の前には、さっぱり甘いりんご酢や身体がよろこぶごぼう茶、アイスキャンディを用意するほか、脱衣場にはりんご水も置かれます。入浴の前後に必要な水分補給にくわえ、ビタミンやミネラル、りんごポリフェノールなども摂れるんです。
▲2022年11月に「かまくら露天風呂」が誕生
大浴場では、水庭に張り出した場所に、湯船を囲うようにアーチをつけた「かまくら露天風呂」が完成。例年11月下旬頃に初雪を迎え、厳冬期には1メートルを超える積雪がある界 津軽では、まるでかまくらの中に居るような気分で雪見風呂を楽しめます。
▲「かまくら露天風呂」から雪景色
深めの作りの「かまくら露天風呂」は、肩までしっかり浸かれるのでとてもよく温まります。目の前の水庭に浮かぶ灯籠には、津軽こぎん刺しがあしらわれ情緒満点です。
▲十和田石や青森ヒバなど青森産の建材を使った大浴場
内湯の床には緑色の十和田石が敷かれ、肌触りが優しい青森ヒバの湯船には無数のりんごが浮かびます。泉質はpH7.6のナトリウム・塩化物-硫酸塩線で、保温や保湿効果が高く、肌に優しい柔らかな温泉です。
▲湯船にじっと浸かっていると、プカプカ浮いたりんごたちが行ったり来たり。りんごの香りでリラックス効果もアップします
りんご風呂には宿の近くにある農園の規格外のりんごを使い、日によって品種が変わります。りんご風呂は10月初旬から5月初旬までで、りんごの季節を終えると“ヒバりんごが”湯船に浮かび、青森ヒバの清涼感のある香りが漂います。
|津軽こぎん差しと津軽三味線の演奏を生体験!
2023/02/04| TAGS: lifestyle
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