客室のしつらえや眺望、備品などにも、長崎の文化や世界との交流が感じられます。
▲すべての客室が八万地獄ビュー
▲ステンドグラスがモチーフの照明は和紙の優しい光。客室までアテンドしていただいたスタッフが和紅茶を注いでくれました。ウェルカムスイーツのカステラは、もちろん長崎の味
▲京都、仙台と並ぶ日本三大土人形のひとつ「古賀人形」
1592年から旧古賀村(現長崎市中里町)で作られている土人形は、赤や黄など鮮やかな原色が特徴。19代目となる小川憲一氏が1人で作る長崎県指定の伝統工芸品です。
▲アメニティが包まれた界オリジナルの風呂敷
施設ごとに色が異なる風呂敷は、湯小屋や食事処へ行くときの物入れなどに使えます。施設ごとに色が異なり、界 雲仙では地獄の湯けむりを思わせるようなグレーと青。しっかりした生地で色褪せもせず、普段使いができる逸品です。
▲界 雲仙では作務衣と浴衣が用意されます
|活版印刷体験で旅の想い出作り
土地の文化を体験する界の「ご当地楽」では、火薬、羅針盤とならぶ世界三大発明のひとつ「活版印刷術」を体験します。長崎や島原のキリシタン大名たちによって派遣された天正遣欧少年使節が1590年に長崎に帰港し、ヨーロッパの活版印刷機をもたらした、いわば印刷技術伝来の地。好きな言葉をポストカードに印刷する人気のアクティビティです。
▲旅館へのチェックイン時、活版印刷を体験する方は受講時間を選び、銅板でできた素敵な予約札を受け取ります
▲活版印刷ゾーンの壁には、活字がずらりと並びます
▲宿のスタッフが、イラストを使って印刷の歴史を説明
▲金属製の“活字”と呼ばれる一種のハンコを選んで枠組みに並べ、文章を作ります。ご当地楽では20文字ほどの文章を作れます
▲組み合わせた活字を印刷機に取り付け、インクを付けて、力強くレバーを押し下げて印刷します <画像提供:界 雲仙>
宿には「っ」や「ぁ」といった小文字がないので、「とりつぷ」や「じやああにいい」となってしまいますが、それも味。お気に入りのお土産ができました
▲活版印刷のポストカードが完成。使った活字を元に戻して体験は終了です
戦国時代から世界に窓を開いていた長崎。開国後は外国人の保養地として発展した雲仙温泉。そんな異文化の交差点にある星野リゾートの温泉旅館【界 雲仙】では、日本はもとより、オランダ、ポルトガル、中国の文化が混じりあった、ユニークな歴史と体験が待っています。まさにグローバルな旅体験、刺激を受けてみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:界 雲仙 https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiunzen/>
2023/03/04| TAGS: lifestyle
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