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【思考をキレイにする旅の仕方(367)】共和制、君主制、民主制……旅先の国家体制について考えたことありますか?

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「共和制」、「君主制」、「民主制」の違いを、未だにうまく説明できません。

 

「大統領」と「首相」が2人いる国で、それぞれの役割を説明できないように。

 

 

スーダンの内戦のニュースで、正式名称が「スーダン共和国」の表記に「あれ?」となったのです。

 

独裁国家のイメージがありました。

 

 

その前に「共和制」と「君主制」から復習です。

 

スマホって便利ですね。

 

「共和制」とは、国王がいない国、よって、国の代表を大統領として国民が選びます。

 

アメリカやロシア、ヨーロッパで言えば、フランスやドイツといったところ。

 

 

一方、「君主制」は国王がいる国です。

 

日本は国王(天皇)が存在するので君主制。

 

だけど、国の在り方を憲法によって定めているので、教科書で習った「立憲君主制」になります。

 

イギリスも同じ。

 

日本は「象徴天皇制」と厳密には違うという話を入れていくと、どんどん長くなるので、このくらいで。

 

 

それより、やっかいなのが「民主制」という言葉。

 

民主制とは、国民が主権、つまり、国民が国を支配する制度です。

 

国民が選挙で与党を選び、与党の代表が内閣総理大臣になって国を治め、内閣を組織していく、よって日本は民主制なんですよね。

 

でも、国の代表を国民が選ぶ「共和制」ではありません。

 

 

そこから考えていくと、「共和制」=「民主制」ではないということになります。

 

共和国の名前がつき、一応、小さな政党が存在するけれど、事実上、一党独裁の中国のような国は世界中にあるらしい。

 

その1つが30年ほど独裁政権のスーダン共和国でした。

 

 

それが4年ほど前、反政府運動が全土に広がり、国防軍が大統領を解任し身柄を拘束し、独裁政権が終了します。

 

民主化への模索を始めたのですが、いくつものゴタゴタを経て、今回に至ったらしい。

 

 

と、ここまで調べながら、母に説明していたのですが、調べ終える頃には、「何の話?」と言われるわけで。

 

とほほ。<text:イシコ


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