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のんびりしていいか判定するレフリーへの言い訳

心の中で始まる「のんびりしていいか判定するレフリー」への言い訳タイム【毎日が変わる片づけのワザ(127)】

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ある土曜日。高校に向かう娘と一緒に家を出て8時半からピラティスレッスンを受けてから、近所のファミレスで朝ご飯を食べました(焼き魚定食に目玉焼きをつけるのが好きです)。食べ終えたら、そのままドリンクバーでお茶やコーヒーを飲みつつ、読書やドラマ鑑賞などしてのんびり過ごします。

 

ああ、しあわせ…。

 

と、心から感じるひとときです。この時間のために、日々の仕事や家事を頑張れていると言っても過言ではありません。

 

でも。次の瞬間、心の中で言い訳タイムが始まります。

 

「今週は仕事を頑張ったし」

「夕飯も全部手作りしたし」

「家は一応片付いてるし」

「仕事も溜めてないから今日はやらなくていいし」

「作り置きのおかずは明日(日曜日)作るし」

「だから、これくらい(のんびりしても)いいよね」

 

と思えるまで、この言い訳タイムは続きます。でも、わたしはいったい、誰に言い訳してるんだろうか? とふと思いました。誰に許されないと、「週末にファミレスでお茶をのんびり飲む時間」を心置きなく楽しめないんだろう…と。

 

どうやら、自分の中に前からいる、「のんびりしていいか判定するレフリー」に言い訳しているようなのです。この人からOKをもらえないと、安心してのんびりできません。とはいえ、このレフリーは最近はだいぶやさしくなったので…

 

わたし「今週も頑張りました!(自己申告)」

 

レフリー「OK! のんびりしていいよん」

 

くらいのゆるさです。わたしは心のどこかで、親として、そして働く人として、「ちゃんとできているか」、「今はダラダラしていいのか」、このレフリーから判定されているような気がしています。

 

たとえば、先日のひな祭り。ひな祭り当日、娘は友だちと「雛人形出した?(出してもらった?)」という話になったそうです。我が家は今年はたまたま、珍しく早めに飾っていました(去年は確か、受験前後のバタバタで出せなかった記憶があります)。

 

娘「みんなあんまり(雛人形を)出してなかった。○○ちゃんの家は出したって」

 

わたし「そうなんだ。今年は出すの間に合ったね」

 

そう答えながら、なんだかホッとしている自分に気がつきました。「おお、よかった、とりあえず季節の行事を取りこぼさずにすんだ。(ひな祭りについては)クリアしたかも」と。

 

ちなみに、社会人としては、「みなさん週末もアクティブに活動しているのに…こうしてただダラダラしていますわたし」という後ろめたさが比較的いつもあります。わたしはこれからもきっと、週末などにのんびり過ごすたびに、心の中のレフリーに「のんびりしてもいい言い訳」をしてしまうのだろうと思います。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke


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