朝食は、元講堂をコンバージョンした「restaurant library the hotel seiryu」でいただきます。天井高は4m以上あり、梁などが当時のまま使われる開放的な空間に、書籍やビーカー、フラスコなどが並べられ、学校の名残りを感じられるひと時です。
▲講堂をコンバージョンしたレストラン <画像提供:ザ・ホテル青龍 京都清水>
図書館を思わせるレストランには、1,100冊もの書籍が並びます。京都にまつわる書籍コーナーや漫画もあり、テラスや客室で読むこともできます。
▲レストランのテーマは図書館
コース仕立ての朝食は「Well-being Breakfast」。心身ともに良好な状態(Well-being)をコンセプトに、身も心も満たされる料理を用意。メインの料理は洋食5種類、和食2種類の計7種類からチョイス。すべての料理が席にサーブされるスタイルです。
この日の「お目覚めの一品」は鶏手羽のスープ。肉の旨味が凝縮した逸品です。ドリンクはオレンジジュースや豆乳入り野菜ドリンク、スパークリングワインなどから選べます。
▲日替わりで提供される「お目覚めの一品」
理科の実験で使うシャーレのようなガラス食器にサラダやフルーツを盛り、牛乳瓶風の器はギリシャヨーグルト。冷製のガスパチョスープは具がたっぷりの濃厚な味わいです。みずみずしいサラダに使われた白味噌のドレッシングは、奥行きのある優しい味でした。
▲スープ、サラダ、フルーツ、ヨーグルト
キャラメルバナナのマフィンやカシスと赤ワインのパンなど、ひと手間くわえたパンをいただけるのもうれしいですね。ジャムやオリーブオイルも用意され、さまざまな味を試せます。
▲あたたかなパンが運ばれます
ガレットやパンケーキ、和食膳など7種類のメイン料理から選べる朝食。この日はホテルおすすめの「しば漬けリゾット」をオーダーしました。
鶏出汁の効いたリゾットに、宇治の「ひらがいたまごWABISUKE」の半熟たまごを混ぜていただきました。リゾットの出汁の旨味と黄身の濃厚な味わいに、酸味のあるしば漬けやバターでソテーした野菜がアクセント。贅沢過ぎるお味です。
▲ホテルおすすめ「しば漬けリゾット」
7種類のメイン料理のうち、季節の料理を楽しめる「京の和朝食」も人気の品。炊き合わせ、お漬物、酢の物、焼き魚や出汁巻きなど6種類の小鉢が並び、ひと皿の中にも多彩な味わいを楽しめます。
▲鮮やかな彩りを目でも楽しめる「京の和朝食」
▲グリーンピースをすり潰し、京都ならではの湯葉と合わせたうぐいす豆腐
▲「ひらがいたまごWABISUKE」を使った、驚くほどオレンジ色の出汁巻きたまごは、特別感いっぱい
▲朝食はホテルの中庭にある大階段の最上部にあるテラス席でもいただけます
大階段の頂上では、京都の街並みや住宅がレストラン「ブノワ 京都」の屋根に隠れるので、日常を離れリゾートホテルに滞在しているような気持ちになります。レストランから借りた本を、ここで読むことも。天気がいい日の夕暮れ時は、西に沈む素晴らしい夕焼けが見られます。
▲大階段の最上段から見た風景
早くも京都で人気のバーになった「K36 Rooftop」をはじめ、八坂の塔を間近に見られるゲストラウンジや、ディナーと見まがうほどに手の込んだ朝食。【ザ・ホテル青龍 京都清水】で、唯一無二の時間と味を堪能してみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:ザ・ホテル青龍 京都清水 https://www.princehotels.co.jp/seiryu-kiyomizu/>
2023/06/25| TAGS: K36 Rooftop
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