ポテル時間をゆったり過ごすフリースペースが「あわいの間」です。“あわい”とはAとBの交わる場所のことで、家に例えれば内と外が交わる縁側もそのひとつ。くつろぎの空間として、2階以上の各階に、ブック・ゲーム・ミュージックといったテーマにあわせた場所を用意します。フリードリンクのサービスもあり。滞在中、自由に“ぽーっとできる場所”です。
▲2階から4階の吹き抜けに続く階段
ホテルでは隠されることの多い階段を、わざと目立たせた設計。その階段に隣接しているのが「あわいの間」で、階段を使って各階の「あわいの間」に行きやすくした造りです。さらに2階には生ビールやワイン、ソフトドリンクをセルフサービスで用意。客室にもっていくこともできます。 ※アルコール提供は15時から22時まで
▲2階にあるあわいの間は「Book」
「Book」には、京都の書店「誠光社」の堀部篤史氏が選んだ書籍が並びます。旅や食、芸術など、様々なジャンルの書籍が並び、ただなんとなくページをめくるだけでも楽しめます。コーヒーを飲みながらのんびり読書にふけるのもいいですね。
▲3階の「Game」にはボードゲームがそろいます
京都造形芸術大学の同級生3人が興したゲーム制作会社「TANSAN(タンサン)」の朝戸一聖氏がポテルに合わせてセレクトしたボードゲームを用意。自由に遊べるので、ついつい時間を忘れ夢中になってしまうことも。
▲4階にある防音仕様の部屋「Music」
自然なサウンドを楽しめる奈良のスピーカーメーカー「listude」の12面体無指向性スピーカー「scenery(シーナリー)」を設置。京都の音楽レーベル「bud music」に所属するアーティスト、オオヤユウスケ氏と景山奏氏が、空間に合う音楽をセレクション。ジャズから歌謡曲まで、幅広いジャンルのLPレコードが並びます。
▲5階は木材をふんだんにつかったスペース「Moku」
“まだ見ぬ京都へいざなう”をテーマに、オリジナルの「ポmap」を用意。自分が見つけたおすすめのお店や観光スポットなど、メモに書いて貼ることもできます。
▲3階のドリンクスペースではこだわりのコーヒーを試せます
京都コーヒー界のカリスマと言われる「COFFEE BASE Co.,Ltd.」の牧野広志氏が、ポテルの過ごし方に合わせ3種類の豆を用意。
▲豆を選んだらグラインダーを使って自分で豆を挽きます
誰もが本格的に淹れられる説明書を読みながら、自分で豆を挽いてドリップし、美味しい珈琲を楽しみます。朝食後にコーヒーを飲む方が多く、朝は意外に混み合います。雑味のない美味しい珈琲を淹れることができました。
▲ぽーっとできるポテル。のんびりと滞在するためのホテルです
ホテルでの滞在そのものを楽しみに行く。それが【梅小路ポテル京都】だからこその過ごし方です。そこで余裕をもってチェックイン。「あわいの間」や五重塔の眺望、フリードリンクをいただきながら、ぽーっと過ごしてみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:梅小路ポテル京都 https://www.potel.jp/kyoto/>
2023/06/17| TAGS: lifestyle
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