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人との距離は「自然にそっと離れていく」のがやさしい。またつながることもあるから【毎日が変わる片づけのワザ(137)】

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人との関係は、自然にまかせて。コロナ禍の約3年でわたしはそう思うようになりました。

 

上司や同僚、友人、親しくしていた人たちとほぼ会わない生活にすーっかり慣れてしまい…。自然と会わなくなったり、連絡をとらなくなったりした人たちもいます。

 

その逆に、数年ほぼ連絡をとりあっていなかったけれど、4年ぶりくらいに会えて、「ああ、この人と話すのはやっぱり楽しい。こうやって細く長く関係が続いていったらいいな」と改めて感じた人もいます。

 

時間を経て、お互いの状況が変化したからこそ話せることや、さらけ出せることもたくさんあったりして、より仲良くなった人もいます。

 

会う頻度はそんなになくても、大丈夫。

 

そして、自然とそっと離れた人たちとも、「今はお互い、一緒にいる時期じゃないのかもしれけど、またそのうち距離が縮まるときがくるかもしれないよね」という気持ちで、いったん縁の糸をそっと手放します。

 

そんな風に、やさしい気持ちで人と離れることができるようになりました。

 

「疎遠になる」という言葉がありますが、コロナ禍を経て、「疎遠もひとつの縁」と思うようになりました。「絶縁」ではないから、いつかまたつながるかもしれない、細い縁は続いているのだと。

 

「またそのうち、つながるときがきたらいいな」と、先を楽しみにする気持ちを味わうのも、また楽しいです。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke


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