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まるで南国リゾート。青い海と白い岩の絶景を味わう【東京・新島】の旅

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コーガ石は石材として使いやすいという特徴を持つため、石像だけではなく、大きな建造物に使われていることも。新島港の近くにある「湯の浜露天温泉」のオブジェは、まさにコーガ石を活用して造られたもの。

 

 

まるでギリシャの神殿のような雰囲気のあるこの場所は無料で利用できる露天温泉施設です。24時間いつでも水着で利用できますよ。

 

 

中段と上段に露天風呂があり、広く西側の海を見渡せることも大きな魅力です。夕方には落ちていく夕日を見ながらの贅沢な温泉タイムを味わうことができますよ。入り口には更衣室と有料の温水シャワーもありますし、水着を持っていない場合には足湯を楽しむこともできるので、フラッと訪れてみてはいかがでしょうか。

 

|お土産に買って帰りたい「新島ガラス」

 

さらにコーガ石関連のお土産もあります。石を細かく砕いて溶かしたところから作る「新島ガラス」は、新島でしか作られていない商品です。

 

 

オリーブのような薄い緑色が大きな特徴で、小皿や一輪挿しなど、さまざまなラインナップで商品化されています。「突き目」というツノのように突き出ている部分がある、少し変わった形のグラスもありますよ。島に訪問した際は、お気に入りのものを探してお土産にしてみてください。

 

|豊かな自然が生む島のグルメは「島寿司」と「焼酎」

 

最後に紹介するのは、新島のグルメ。伊豆諸島では定番の島寿司は、新島でも人気のご当地グルメとなっています。

 

 

同じ島寿司でも、使っている魚や味付けなど、島によって違いが大きく出るのが島寿司のおもしろいポイント。新島の島寿司は、程よい甘みと島とうがらしの辛みのバランスが良いのが特徴とされていて、同じ島の中でもお店によって少しずつ独自の味を持っているため、食べ比べするのもおすすめです。

 

 

島の味としては焼酎も見逃せません。新島唯一の酒蔵である「新島酒蒸溜所」が作る焼酎は、香り高さと飲みやすさを両立したものが多く、焼酎が苦手な人にもおすすめ。「嶋自慢」や「羽伏浦(はぶしうら)」が代表的な商品ですが、同じ銘柄でも芋や麦、米と原料をかえることで味わいの幅を広げているため、さまざまな種類を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

都心から高速船だと約2時間半、飛行機だと約30分でのアクセスが可能な新島。

 

 

手軽にリゾート感を味わえる東京の旅先として、ぜひ訪問を検討してみてくださいね。<text&photo:岡本大樹>


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