目黒にある「ホテル雅叙園東京」に、イタリア料理 RISTORANTE “CANOVIANO” の料理を手軽に楽しめるセカンドブランド「 CANOVIANO CAFE(カノビアーノ カフェ)」がオープン。美味しい野菜を筆頭に、肉や魚など素材そのものの味を引き出す自然派イタリアンは、食べる価値十分の素晴らしさです。
|自然派イタリアンをさらに身近に
自然派イタリアンの第一人者として知られる植竹隆政シェフ。イタリア料理につきもののにんにくをはじめ、バターやクリームなど動物性油脂をできるだけ使わず、オリーブオイルや野菜など自然の味わいにこだわった数々のアラカルトを用意。パスタ、ミニドルチェ、カフェのランチセットなら¥1,980から。本格的な味をリーズナブルに楽しめます。
▲北欧をイメージした店内 <画像提供:ホテル雅叙園東京>
窓いっぱいに広がる緑に癒され、都会にいることを忘れるほどくつろいだ空間。
▲ワインも自然派
有機栽培やオーガニック認定を受けた自然派ワインも多くそろえ、化学肥料や農薬の不使用・低使用にもこだわります。にんにくや動物性油脂を使わない料理は、ワインの味わいがよりよく感じられ、相性もぴったり。今回はプレス発表会で提供されたディナーメニューの一部を紹介します。
|素材の味を満喫するメニューの数々
ニンニクを使わないアヒージョや、ストウブ鍋でわら焼きにしたグリル料理など、意外性たっぷりのメニューを用意。植竹シェフ愛用の「サルバーニョ」のオリーブオイルはライトでフルーティ。素材同士の組み合わせも絶妙で、旨味を引き出す調理方法にもこだわります。
そんなシェフのシグネチャーメニューは冷製パスタ。この日は標高1,200mで栽培される軽井沢のフルーツトマトを使い、オリーブオイルで仕上げたソースがさっぱりとした味わいです。希少な北海道産の縞海老の甘さにくわえ、カラスミの塩味がアクセントを添えています。
▲「縞海老とカラスミの冷製カペッリーニ」
▲「すりたて生ハム」は18か月熟成の一品
たっぷりのフレッシュ野菜には、この日、全国有数のブリの産地、函館の「函ブリ」のカルパッチョを忍ばせます。脂がのってプリっぷりのブリは、表面をさっと炙って香ばしさをプラス。塩とレモンドレッシングのシンプルな味つけで、みずみずしい素材の美味しさを実感できるサラダです。
▲「本日のカルパッチョ 季節野菜のサラダ仕立て」
魚料理は塩サバの、ニンニクを使わないアヒージョという意外性。ノーガーリックならランチでも気にせず食べられます。甘味の強いジャガイモが添えられて、バゲットに乗せて食べるのもおすすめです。
▲「塩サバと生姜の“にんにくを使わない”アヒージョ」
ショートパスタ「カサレッチェ」はお店で1週間ほど熟成させ、小麦の風味がより感じられる生麺です。和牛や野菜をたっぷり使い、赤ワインやトマトで煮込んだボロネーゼソースには旨味が凝縮。モチモチの麺によく絡み、たいへん美味しくいただきました。
▲「和牛ボロネーゼと秋茄子のカサレッチェ」
鍋ごとテーブルに運ばれる「銘柄豚ロースの藁焼き」は、蓋を開けた瞬間スモーキーな香りが立ち昇ります。この日は霧島の白豚がストウブでゆっくり火入れされ、仕上げに藁焼きで香りづけ。肉厚でジューシーな肉が、オリーブオイルと英国王室御用達のマルドンの塩でシンプルに味付けされ、スモークの香ばしい香りが食慾をそそります。
▲シグネチャーメニュー「銘柄豚ロースの藁焼き」
「栗のカフェラッテ」は植竹シェフがイタリア修行時代、イタリア人が大好きなマロングラッセを苦いエスプレッソと共に食べる姿にヒントを得たメニューです。栗のスープの中にエスプレッソプリンや角切りの渋皮栗がたっぷり。カカオのチュイルと交互に食べると様々な食感を楽しめるほか、栗の甘さでエスプレッソの苦みがまろやかになっています。
▲「栗のカフェラッテ」
【 CANOVIANO CAFE 】へはホテル雅叙園東京のメインゲートからも行けますが、目黒駅からはドレメ通りにあるカソリック目黒教会の前を曲がると近道です。
バターやクリームなどの動物性油脂やニンニク、唐辛子などを極力使わないことで、味が大変身したイタリアン。さり気ない味付けや素材そのものの味がダイレクトに伝わり、野菜の歯ごたえとその美味しさを満喫。手頃な価格のアラカルトもそろいます。イタリア料理の新体験を試してみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:ホテル雅叙園東京 https://www.hotelgajoen-tokyo.com/restaurant/shop/canovianocafe>
2023/10/23| TAGS: lifestyle
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