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【思考をキレイにする旅の仕方(393)】「ひとり歩き」の意味もいろいろ

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ひとり歩き。

 

私のような旅が多い者にとっては1人で気ままに歩く意味ですが、

 

他人の助けを借りることなく自力で歩く、

 

もしくは

 

自分の力だけで仕事や生活ができるようになる意味まで様々あります。

 

 

先日のミーティングで出た「ひとり歩き」は、「噂がひとり歩きする」の慣用句でした。

 

「噂」が意思を持った生き物のように、勝手な方向に歩いてしまうことという意味。

 

「噂がひとり歩きする」から、どちらを選ぶか慎重にという意味合いでおっしゃったのでしょう。

 

 

「たとえば、どんな感じでひとり歩きするんですか?」

 

と私は質問しました。

 

どちらの選択も、それぞれ賛成と反対がいらっしゃり、どちらの選択理由もわかります。

 

ただ、お話をうかがっていると、どちらを選んでも、噂はひとり歩きをするように思えたのです。

 

どちらを選んでも、その選択に面白くないと思う人がいる可能性はあるから。

 

 

人は考え方が違います。

 

自分の本意ではない方が多数決で選ばれてしまった際、

 

後日、その選択に対し、そのミーティングに出ていなかった他の方から不服が出ると、

 

「そうだよね。私もそう思ったんだよ」

 

となりがち。

 

 

そこで、なぜ、その選択になったのかの経緯や理由を話します。

 

しかし、そこに自分が正しいと思った本意が通らなかった不満が盛られると、それが違った形にゆがむことがあります。

 

噂が生まれやすいタイミングの1つ。

 

「こうやって噂はひとり歩きするのかぁ」

 

と思うような瞬間に立ち会ったこともあり、「ひとり歩き」ではなく、こうなると気ままな「噂旅」だなぁとつぶやきました。

 

あまりに噂が育ち過ぎて笑ってしまうことも多いんですよね。<text:イシコ


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