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舌打ちをされると悲しい【毎日が変わる片づけのワザ(171)】

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たとえば、自転車で移動中、横断歩道で前から同じく自転車の人とすれ違うとき。お互いが同じ方によけてしまい、どちらも通れない、ということが時々あります。

 

相手は左によけたので、わたしにも左によけてほしかった。でも、わたしはうっかり右によけてしまった…。そして、それを回避しようと左によけると、相手が右によけている! やってしまった〜と焦るわたし。

 

そしてついに、

 

「チッ」

 

とすれ違いざまに大きな舌打ち。ああ、舌打ちをくらってしまった! ひっそりダメージを受けるわたし。

 

悪気はないのに〜 わたしはたしかにあなたの邪魔をしたかもしれないけれど、あなたもわたしの行く方向へ突っ込んできたのに〜 お互い様なのに〜 と、心の中で反論してみたり。

 

それでも。

 

舌打ちをされると、シンプルに悲しいです。

 

舌打ちされたことそのものよりも、「あえてわたしに聞こえるように舌打ちをした」そのあなた(知らない人だけど)の気持ちが悲しい。と、いう気持ちに毎回なります。

 

舌打ちは、たった一音なのに、された人にかなりダメージを与える破壊力があるなぁ、と改めて思いました。考えてみたら、同じ「た行」なのに、「タッ」でも「ツッ」でも「テッ」でも「トッ」でもそこまでの破壊力はありません。むしろ「テッ」や「トッ」はちょっとかわいい感じになりますね。

 

「チッ」ってやっぱりすごい!

 

とはいえ、しゅん、としてしまう音であることは間違いないので、できるだけ「チッ」を聞かないように生きていきたいです。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke


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