最近、久しぶりにがっつり上司(直属のリーダー&部長)が変わり、一緒に働くメンバーも変わったことで、改めて仕事の仕方について考えました。
わたしは、今の会社での社歴がけっこう長いです。そして、今の仕事内容の経験も、部の中で上司を含めて一番長いです。さらに、まあまあこだわりがあり、意見はしっかり言う方です(「社歴長い&こだわりあり」は下手すると「局」になりかねないので、おそろしくならないように気をつけています…)。
でも。新しい上司たちは、その上をいく「こだわりが強く自分の思う通りにしたい」人たち。そして、新しい同僚は、上司に決して反対意見を言わない、穏やかでやさしい人たちでした。
ということは、新しい組織では、わたしのようにあまりこだわりがありすぎると、周りとうまくやれない(これまでは、上司だけでなく他の同僚もこだわりが強かったので、多少こだわりを出すくらいでちょうどよかったのです)。自分も仕事がやりにくくなるし、別に周りともめたいわけではないし…。
そう思ったわたしは、自分の中の「こだわり」に少し控えめになってもらうことにしました。
でも。「上司に言われた通りのことをやればいいや」「意見なんて言っても煙たがられるだけだし」と思いながら試しに数日だけ過ごしてみたら、思った以上に心が弱ったのでびっくりしました。「…こんな仕事の仕方、嫌だな」と、心の中の「こだわる」わたしがポツリ。この心の声は、無視したくないと思いました。
「こだわる」と「こだわりすぎない」のバランスが大事だなと思います。
たとえば、「こだわりすぎない」わたしは、自分が書いた文章に対して他の人から指摘をもらったり、直されたりすることは平気です。
「わあ、こんなに赤が入ったよ!」などと傷つきすぎず、よくするためにそれらを受けて直し続けることは、苦しくも楽しい作業。ただ、もちろん「こだわる」わたしもいるので、「この修正、指摘にはこういう理由で違和感があるので、こんな風に少し調整しました」などと相手に伝えて、もとの文章を生かす形で納得してもらうこともあります。
こだわりすぎると心が固くなっていく気がする
こだわらなすぎると、心が死んでいく気がする
組織やチームで働くということは、このバランスを常に調整し続けながら、「こだわりすぎずに」周りの人とうまくやっていくこと。そして、その仕事内容をもっとよくしていくための「こだわり」を伝えることはあきらめないこと。
こんな風に、自分の中の「こだわり」と「こだわらない」を調整し続ける。自分にとって大事なこだわりは捨てず、でも、余計なこだわりは捨てていく。「やわらかい心のままで、意思も持っている」会社員として働いていけたらと思います。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>
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2024/01/21| TAGS: lifestyle
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