人生の旅に挫折はない方がいいのでしょうが、挫折で見えることもあります。
それは後になってからわかることもあれば、数十年経ってから気づくことも。
それでも、挫折の直後はしんどい。
数知れない挫折経験者の私(パートナーから言わせれば、もう折れるところがない程。とほほ)も似た経験はあっても、
それはあくまで似ている経験というだけ。
「気持ちはわかる」とだけは言わないよう心掛けています。
その人の気持ちは、その人にしかわからないし、
その言葉をかけられたことで、ひねくれている私は反発心が芽生えたこともあるから。
とにかく聞き、気になるところは質問するだけ。
最初は疲れ切った目で、ぽつりぽつりと話していたのですが、
そのうち、想いがあふれ出すように話し始めました。
次第に「夢」がとん挫した原因に関わる人たちへの「憎しみ」も出てきます。
それも出しちゃえ、出しちゃえ。
とにかく心の中の想いを吐き出していきました。
「私も甘かったと思っています」
とおっしゃいます。
その想いは、次の挑戦に活かされると思います。
そもそも、既に自己分析されているところに、「まぁ、いっか」の私とは明らかに成長のスピードが違うのでしょう。
今すぐじゃなくていいし、ゆっくりでいいから、次の挑戦へ向かえばいい。
こういった時、ポジティブな言葉は逆効果なこともあります。
でも、その時は、あえて申し上げました。
「だいじょうぶです!」と。
私も含め、周囲に助けてくれる人は少なからずいるのですから。<text:イシコ>
2024/01/06| TAGS: lifestyle
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