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【思考をキレイにする旅の仕方(407)】太陽に手を合わせるとイイことがある?

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天気や時間に関係なく、利用できる乾燥機の導入を考えたことがあります。

 

しかし、太陽を浴びながら洗濯物を干す時間は嫌いではありません。

 

 

我が家の場合、納屋の軒先に物干し竿がぶら下がっていて、庭の物干し台へ物干し竿を運ぶところから始まります。

 

東の空に太陽が昇っていることを確かめる際、自然と手を合わせてしまいます。

 

洗濯の時だけではなく、旅先でも、よく太陽に手を合わせるんだよなぁ。

 

 

きっかけは、20代後半、某企業主催の写真展にディレクターとして関わった時のこと。

 

「横浜の好きな風景」がテーマで、プロ野球の選手や俳優など様々な分野の方々に話をうかがい、好きな風景の理由をまとめ、風景をカメラマンが撮っていったのです。

 

 

参加してくださった著名人の一人に玩具コレクターの北原照久さんがいらっしゃいました。

 

「太陽を拝むといいことがあるんだよ」

 

インタビューの際、おっしゃった記憶があります。

 

 

理由は忘れてしまったけれど、やりたいことがないまま、上京し、彷徨っていた20代の僕には何か響いたのでしょう。

 

それ以来、僕も太陽に手を合わせるようになりました。

 

続けているうちに、丁寧に生活する一つのルーティンのようになった気がします。

 

 

さて、洗濯物ですが、太陽を拝んだ後は、耳にイヤホンをはめ、音楽か聞き逃したラジオ番組を聴いていることが多い。

 

何も流さず、鳥の声をBGMに、考えごとをしていることもあります。

 

これはこれで心地いい時間なんですよね。

 

乾燥機の導入は、しばらく先になりそうです。<text:イシコ


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