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ダイエット前は仕事の忙しさに追われて食事の時間が不規則だったというユカリさん。「空腹を感じたら食事する」という毎日だったそうで、空腹感のせいか食べ過ぎてしまうこともしばしば。そんなある時、１年前に購入した細身のパンツを履こうとしたところ「入らない！」「太った！」と気づいたのがきっかけで、ダイエットを決心したと言います。

とは言え、仕事の忙しさは変わらないので、まずは食生活を見直そうと考えて、「食事の時間を規則的にすること」「食べ過ぎを防ぐために空腹時間を作らないようにすること」の２点を念頭に、「こまめに少しずつ食べるように１日５食にする」という方法に切り替えたそう。そして、なるべく小麦粉と揚げ物は避け、野菜や和食をメニューの中心にするように心がけたと言います。

その結果、３ヶ月で約10kgの減量に成功し、細身のパンツも難なく履きこなせるようになったそうです。

｜ユカリさんが実践したのは「ファイブファクターダイエット」

ユカリさんが実践した１日５食のダイエットは１日のトータルの食事を５回に小分けにするというもので、これは「ファイブファクターダイエット」とも呼ばれている定番ダイエット法の１つ。食事を小分けにして空腹時間を少なくすることで“血糖値の急激な上昇を防ぐ”ことができるのがメリットとされています。なぜなら、急激な血糖値の上昇はインスリンの過剰分泌につながり、体が脂肪を溜め込みやすくなってしまうからです。

ちなみに、本来の「ファイブファクターダイエット」では下記の食事内容が推奨されています。

・脂肪分の少ないタンパク質を食事の中心に据える

・炭水化物の量を適量に抑える

・食物繊維を１回の食事で５〜10g摂る

・良質な油を積極的に摂る（アマニ油、ごま油、オリーブ油など）

・水分補給を積極的に行う（水やお茶など）

このように細かい内容なってしまうので、忙しい毎日を送っているときちんと守るのは難しいですが、ユカリさんのように野菜や和食をメニューの中心にするというやり方なら、なるべくルールに沿う形で実施できるでしょう。また、１日のトータルの食事量を小分けにするダイエット法なら、空腹やガマンのストレスでダイエットに挫折したことにある方でも続けやすいはずですし、「太りやすい」という悩みの解消にもつながるはず。ぜひ参考にして、理想体型を叶える第一歩にしてみてくださいね。