実践することで「1ヶ月で3kg減量できた」といった事例も報告されている「フードシナジーダイエット」は、食べる物を制限する必要はないので、苦しい、辛いなどのネガティブなイメージが付きにくく、「続けやすい」と言われています。
一般的にダイエット中は栄養が偏ってしまって「痩せたくないところまで痩せてしまう」、「肌ツヤが悪くなる」といったデメリットも生じやすいですが、食べ合わせを考えるだけで効果を実感できるので、よりヘルシーにダイエットできるというメリットが得られやすいのが特徴。なお、代表的な食べ合わせの例が下記です。
・焼肉を食べるなら
お肉を食べる前にキムチを摂取しましょう。キムチは発酵食品で乳酸菌を多く含むので、その後の食事の脂肪燃焼効果が高まるとされています。
・ピザやパスタなどイタリアンを食べるなら
オリーブオイルを一緒に摂取しましょう。オリーブオイルには、腸内で善玉コレステロールを増やす働きがあるので、お腹の調子を整え、体内で炭水化物が脂肪に変換されるのを抑制してくれる働きを期待できます。
・スイーツを食べるなら
抹茶や豆乳といったドリンクを一緒に摂りましょう。抹茶に含まれるカテキンや豆乳に含まれるイソフラボンなどの成分により、糖分・脂質の吸収の抑制効果が期待できます。また、ドリンク自体に無糖のものを選ぶのもポイントです。
そして、唯一にして最大の注意点は「食べ過ぎない」こと。どれだけ食べ合わせに気を付けていても、食べ物(カロリー)を摂取していることに変わりはありませんので、解放感や手軽さゆえについつい食べ過ぎてしまうと効果は得られなくなってしまいます。
また、このダイエット法は、あくまでも身体づくりのサポート的な位置づけとして捉えておくことも大切。よりヘルシーに痩せるためにも、食事の時間帯に気を付ける、睡眠時間をきちんと取ること、並行して定期的に運動(有酸素運動や筋トレ)することなど、生活習慣そのものを見直すことも必要です。
このように食べ合わせに気をつければ何でもたくさん食べて良いというわけではありませんが、「食べたいものを我慢しなくて良い」なら比較的続けやすいはずですし、習慣になってしまえば将来的にも体型キープがしやすくなっていくでしょう。ぜひ厳しい食事管理は自分に向いていないと感じているなら、生活習慣を見直しつつトライしてみてくださいね。<監修:山田百香里(管理栄養士・1級フードアナリスト)>
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2024/02/23| TAGS: beauty
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