しっかり年齢を重ねたわたしが言われる言葉の頭に、よくつけられるようになったのは、「年齢のわりに」です。
たとえば。
年齢のわりに…健康診断の数値がいい(オールA)ですね
年齢のわりに…体力がありますね
年齢のわりに…スタイルがいいですね
年齢のわりに…お肌がきれいですね
年齢のわりに…白髪が少ないですね
年齢のわりに…髪の毛がきれいですね
年齢のわりに…考え方が柔軟ですね
年齢のわりに…腰が低いですね
年齢のわりに…おばちゃんぽくないですね
など。
言っていただけることは、たとえリップサービス(健康診断以外)だとしてもありがたい! と心から思うのですが、「この年齢のひとはこうなっているものである」の前提が、なんだかひどすぎやしないだろうか! と思ってたまにモヤモヤします。
もし、今のわたしが「年齢相応」だったとしたら、
健康診断にはCとかDがあり再検査に、
体力がなくてすぐ疲れてしまう、
スタイルがくずれてしまっている、
お肌はシミやシワで荒れている、
髪の毛はパサパサで白髪が増え、
考え方は凝り固まっていてちょっとえらそう。
そんなおばちゃんになっているわけです。「年齢のわりに…」を言われる機会が増えたことで逆に、年齢相応になるのなんだかヤダ! がんばる! と思うようになりました。そして、いつか「年齢のわりに」を言われなくなったとき、わたしはきっと少しショックを受けるのだろうなと思います。
「そうか、今のわたしは年齢相応なのだな…」と。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>
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2024/03/13| TAGS: lifestyle
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