でも、生理前の眠気はいつ襲ってくるかわかりません。そこで手軽にできる対策を2つ紹介します。
(1)カフェインを摂る
日中はコーヒーやお茶、紅茶など、覚醒効果のあるカフェインを含む飲み物を飲むようにしてみましょう。ただし、就寝前に飲むと睡眠を妨げる可能性があるため、夜は控えてください。
(2)漢方薬を使用する
漢方薬の服用もおすすめ。PMS過眠に対しては実際に漢方薬を処方する婦人科も少なくありません。なお、「加味逍遙散(かみしょうようさん)」や「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」がPMS過眠におすすめとされています。ただし、体質やからだの状態に合っていない漢方薬を選ぶと、漢方薬の効果を得られないだけでなく、副作用が起きる場合もあるので、漢方薬を選ぶときには、スマホで簡単に専門家に相談できる「あんしん漢方」のようなオンラインサービスを利用するようにしましょう。
生理前の強い眠気に毎月悩んでいるなら、「生理前だから仕方ない」と諦めず、生活習慣や睡眠環境を改善して軽減対策に取り組んでみてくださいね。<text:薬剤師・中田早苗(あんしん漢方)>
2024/03/22| TAGS: beauty
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