ホテルの地下1階には、知る人ぞ知るバー「光琳」があります。12時から20時までは日本茶メインのカフェとして営業。18時から23時30分(LO23時)は隠れ家的なバー。さらに18時から20時までなら、お茶もお酒も両方楽しめます。アルコールのお茶割りやここでしか飲めない特別なビールなど、訪ねておきたいお店です。お茶カフェは無休。バーは日曜祝日が定休日です。
▲ナイトタイムのバー光琳
昼間の時間はお茶を使った独創的なメニューを提案する恵比寿の「イナリティ」とコラボ。鹿児島の知覧で栽培されるお茶「あさつゆ」は、出汁を思わせる濃厚な旨味や甘味が感じられます。
▲コクが際立つ知覧茶「あさつゆ」。赤い前掛けをした狐「イナリティ」のシンボルです
バー光琳だけでしか飲めない特別なビールもあります。蔵の町として知られる埼玉県川越市にあるコエドブルワリーが作る「COEDO ジャパニーズ ペールエールドラフト」は、日本では販売していない輸出専用のビール。柚子とお米を使って風味をつけ、シトラスのフレーバーと控えめな苦みに、お米の甘味をほんのり感じる飲みやすいビールです。ビールファンなら試しておきたい一杯です。
▲ここでしか飲めない「COEDO ジャパニーズ ペールエールドラフト」
「ウイスキー茶割り」もイナリティならではの製法です。熱々の淹れたてのお茶を特殊な機械で瞬間冷却し、ウイスキーを割ります。冷やしたお茶を急須でグラスに注ぐところも、バーでは珍しい光景。こうした特別感も「光琳」の醍醐味です。
▲急須で作るカクテル
アイリッシュウイスキーの「ティーリング スモールバッチ」を、日本茶の原型と言われる釜炒り茶で割っています。ウイスキーのスモーキーなフレーバーに、爽やかで香ばしいお茶の風味が加わり、マイルドですっきりとした味わい。とても飲みやすかったです。
▲「ウイスキー茶割り」
|フォトジェニックすぎるパフェ
「光琳」の隠れた名物がフォトジェニックなパフェ。この日はトッピングに真っ赤な苺とバラの花が使われます。中は抹茶やクリームなどが層になっていて、あえて見せないグラスを使うのもこだわりのひとつ。中を想像しながらいただくミステリアスなパフェでした。
▲抹茶といちごのパフェ
苺を受けとめる白いクリームはフロマージュブランとマスカルポーネを使い、淡い甘味をプラス。中の抹茶クリームは福岡県の八女茶で、色も濃くて旨味もたっぷり。隠し味に和山椒も使われ、ほんのり刺激を感じます。抹茶のアイスと苺の甘酸っぱさが絶妙で、クリームの滑らかな口どけやカリカリのクランブルなど味わいと食感も多彩。和心に触れる技アリのパフェでした。
▲トッピングはその時々の旬のフルーツを使うので、季節を変えて何度でも訪れたくなるお店です
【コートヤード・マリオット 銀座東武ホテル】にあるオールデイダイニング「RISTASIX(リスタシック)」とバー「光琳」。どちらも攻めたメニューを楽しめます。今までと少し違う。銀座の新しい味を試してみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:コートヤード・マリオット銀座東武ホテル https://www.marriott.com/ja/hotels/tyocy-courtyard-tokyo-ginza-hotel/overview/>
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2024/04/15| TAGS: lifestyle
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