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トイレットペーパーが、しばらくそこにある。【毎日が変わる片づけのワザ(196)】

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我が家ではときどき、買ってきたトイレットペーパーがパッケージごと、しばらくそこにあります。「そこ」とは、トイレのドア横の床。

 

「すぐしまうから、とりあえずここに」という気持ちで置かれたまま、数日が経過。トイレのドアを開けて2歩進み、収納の扉を開けてそこに置けばいい。数秒で終わることです。

 

ただそれだけで、「見えるところにトイレットペーパーがでん、とある」「見るたびに、トイレットペーパーをしまっていない自分を自覚する」これらのモヤモヤから解放されるのです。

 

そうわかっているのに、なぜかしまえない。サッとしまえば楽になるのに…!!

 

そして、用を足すついでにトイレットペーパーをしまう気にはなれないのが我ながら不思議です。なぜなのかはいまだにわかっていません。

 

トイレットペーパーをしまうためだけにドアを開けるのが、なぜかとてもとてもめんどうなのです。

 

先週も、数日間トイレットペーパーを横目で見ながら過ごしました。一日中家でリモートワークした日も、そのまま放置です。
さっさとしまったらいいのに、しまったらスッキリするのに、今日もまたスルーされるトイレットペーパー。この前は、3日間置きっぱなしでした。

 

他のことは、さっさとやる方が楽だと思って行動できることが多いのですが、どうやらトイレットペーパーに関してだけは、「いいじゃんこれくらいサボっても」というなまけモードスイッチが入ってしまうようです。

 

「ああ、トイレットペーパーが置きっぱなしだから、今のわたしはあんまり余裕がないんだな」と気がつくきっかけにもなっているような気がします。そして、トイレットペーパーを持ち、トイレのドアを開けて、2歩進んで収納を開けて入れる。この、数秒でできることを終えたとき、毎回なぜかとても達成感を感じています。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke


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